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シーマックスの海教室

海教室第179回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.6「レギュレータークリア-」

2021/07/20

皆さんこんにちは!ゆっこです!

今回179回目、オープンウォーター講習シリーズ6回目です。

 

今回はオープンウォーター講習の限定水域1で行うスキル

「レギュレータークリア」について!

 

まず、レギュレーターとは

178回目の海教室にも書かれていますが簡単に言うと呼吸する器械です。

 

シリンダーからの空気を呼吸しやすいように調整して、空気を送りだしてくれる器械です。

シリンダーにつながった器械からホースの先にある空気が出るところに、マウスピースがあり、その部分をしっかり咥えて呼吸をします。

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それでは、レギュレータークリアとは

レギュレーターを咥えているときはレギュレーター内、口内は空気で満たされていますが

間違えた咥え方をしてしまったり水中で口元がゆるんでしまったり、何かにぶつかってしまったりしてレギュレーターが外れてしまうと

レギュレーターの中に水が入ってきます❣

そんな時にそのまま呼吸をしてしまうと海水を飲んでしまうことになりますよね。

そのため、レギュレーター内(正確にはセカンドステージ)に入ってしまった水を抜く作業が必要になり、その作業の事を

『レギュレータークリア』と言います。

 

ダイビングをしているとどうしても水が入ってくることが少なくありません。

これからのダイビングライフで絶対使うスキルとなりますので最初にしっかりマスターしましょう!(^^)!

 

 

では、レギュレータークリアの方法!

◎スキル練習なので自分で口からレギュレーターを外すところからスタート

その後のレギュレータークリアの方法は2通りあります。

 

1、自分の息を吐いてクリアーする方法(ブラスト法

レギュレーター内に水が入った時、自分の息に余裕があれば基本的にこちらの方法を使います!

とっても簡単!

レギュレーターを上下左右間違いのないように咥え直し、息をふーっと長めに吐くだけ(^^♪

吐く息がたりなくて1度ですべての水が抜けない場合は、吸うときにストローですするようにゆっくり息を吸って、また大きく息を吐きだします。

2回ほどの呼吸でちゃんと水が抜けて普通の呼吸が出来るようになるはず!です!!

 

 

2、ボタンを使ってクリアーする方法(パージ法

レギュレーターの真ん中にパージボタンというボタンがあります。

そのボタンを押して水を出す方法になります。ボタンを押している間は強制的に空気が出るようにできています。その空気の勢いで水を抜きます。

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ただ、このパージ法で気を付けてほしいことがあり、結構な勢いで空気が出てくるので

普段通りにレギュレーターを咥えていると水が空気と一緒に勢いよくのどに押し込まれ、むせてしまう場合があります。

なので、舌を上顎(前歯の裏辺り)、もしくはレギュレーターの穴に入れて、ガードしてから押しましょう!

約1秒ほど、強く短く押すのがポイントです☆

 

 

さらに……

レギュレータークリアーと合わせて行うスキルがレギュレーターリカバリーというスキル!

これは、レギュレーターが口から外れてしまったときや

水面でシュノーケルからレギュレーターにもう一度咥え直す時に必要なスキルになります。

 

コチラも方法は2種類!自分でレギュレーターを口から外すところから始めます。

 

1、腕を回して見つけ出す方法(アームスイープ法)

レギュレーターは常にダイバーの右側にあるようになっています。

レギュレーターが外れてしまって視界からレギュレーターがなくなってしまったら、

まずは右手を前に出し、右肩を下げます。

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そうすると身体から離れた位置、右側にレギュレーターがプラプラしている状態になります。

その状態で右手を後ろから前に大きく回すと右肩部分にレギュレーターがくっついてきます。

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そのレギュレーターを掴んでレギュレータークリアを行います。

 

2、ファーストステージから伝って見つける方法(リーチ法)

レギュレーターのセカンドステージのホースは、ファーストステージと呼ばれるタンクと接続された部分から伸びています。
ホースが接続されたレギュレーターの根本からを探し出す方法です。

左手でタンクの底を上に持ち上げます。
ダイバーの後頭部右側から伸びるレギュレーターのホースに手が届きやすくなります!

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右手で、ダイバーの後頭部右側から伸びるレギュレーターのホースを探し出し、
ホースを掴みホース伝いにレギュレーターをつかみます。

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掴んだらもちろんレギュレータークリアを!

 

 

レギュレータークリア、リカバリーの注意事項

 

①口からレギュレーターを外す時は咥えていた部分を下向きにして外しましょう。

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上向きに外してしまうと水圧でパージボタンが押された状態になり、

レギュレーターから空気がフリーフローしてしまいます。

もしフリーフローしてしまった場合は

すぐに咥えなおすか、マウスピース部分が下向きになるように持ち変える様にしてください。

 

②呼吸は絶対に止めない事!

ダイビングのルールです!!スキル中も、もちろん例外ではありません!

しかし、レギュレーターを外している間は息を吸う事は出来ません。

なのでレギュレーターを口から外している間は息を吐き続ける様にしましょう。

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一気にたくさん吐いてしまうと吐く息がなくなってしまうので

ゆっくり泡を少しずつ出すイメージで息を吐きましょう。

 

③最初の呼吸は慎重に…

レギュレータークリアを行っても全ての水が出て行っているかは吸ってみないとわかりません!

出て行っていなかった場合、普通通りの呼吸をしようとすると水を飲んでしまうので

最初の呼吸は慎重に、すするように息を吸うと水を飲みにくくなります!

 

 

レギュレータークリアのスキルはダイビングをする中で、

マスククリアと同じくらい頻繁に使います!

スキルの練習をしっかり行ってダイビング中にレギュレーターが突然外れてしまっても

動揺せずにリカバリーが出来る様になれると嬉しいですね( *´艸`)

 

今回は【レギュレータークリア、リカバリー】についてお話しました!

次回もオープンウォーター講習シリーズ予定ですので

お楽しみに☆

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(@^^)/~~~

 

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