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シーマックスの海教室

海教室第181回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.8「バックアップ空気源での呼吸」について 

2021/08/02

皆さんこんにちは!今週はゆっこがお送りします。

オープンウォーター講習シリーズ8回目も限定水域1からのスキル!

「バックアップ空気源からの呼吸」についてお話していきます。

 

まず、バックアップ空気源とは

レギュレーターの一部でオクトパスと呼ばれています。

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緊急時にバディと1本のシリンダーの空気を共有するときに使う予備のセカンドステージです。

また、自分がメインで使っているセカンドステージに不具合が起きてしまったときに咥え変えて使用することもあります。

長いホースにメインと同じセカンドステージを付けたタイプが最も一般的ですが、

インフレーターホースとセカンドステージが一体になった『エア2』と呼ばれている器材もあります。

また、緊急時にパニックになってもわかりやすいようにメインとは違った色、鮮やかな色のものが使われている場合が多いです。

 

 

 

メインのセカンドステージは自分の体の右から出るようにセッティングを行いますが、

オクトパスに関しては、左右のどちらから出ても問題はありません。

シーマックスのレンタル器材では自分のメインに不具合が起きた時に、自分でも簡単に使用できるように

右から出るようにレギュレーターを整備しています。

 

自分で左から出ているものを普通に咥えようとするとマウスピース部分が上下さかさまになってしまうため、

ホースがぐにゃっと曲がってしまったり、首の後ろをホースを通してわざわざ右から出すように変えなければいけなくなるのです。ちょっと不便ですよね。

 

 

それでは、講習中に行う、バックアップ空気源からの呼吸について!

 

◎このスキルが必要な理由

先ほどの説明で書いたようにダイビング中にバディ、もしくは自分のシリンダーの空気がなくなってしまったときに

もう一方のシリンダーを通して呼吸してダイビングを終了する必要があります。

その時にスムーズにバディとコミュニケーションを取り、呼吸を再開するためのスキルになります。

 

◎スキルの順序について

このスキルは空気がなくなってしまった側と空気を与える側の2パターンを行います。

 

【空気がなくなってしまった側】

バディに空気がないことを伝えます。

  • バディに気づいてもらうためにバディに触れる
  • 空気がない、空気を下さいのハンドシグナルを出す

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オクトパスをもらったらメインからオクトパスに咥え直す

  • オクトパスを貰うまでは絶対にメインのセカンドステージを口から離さない
  • 咥え直したらパージ法かブラスト法を使ってレギュレータークリアを行う

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空気が確保出来たら離れないようにお互いの右腕を持って呼吸を行う

 

【空気を与える側】

バディのサインに気づいたらサインを返し、自分の残圧を確認する

  • バディに与える空気があるかの確認は必ず行う

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オクトパスを相手に渡す

  • バディがレギュレータークリアをするのを妨げないように必ずホース部分を持って渡す
  • セカンドステージが上下さかさまなってないか注意が必要

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バディが離れないように右腕をもって落ち着くまで待つ

 

※冒頭にあるエア2の場合

自分の咥えていたメインのレギュレーターをバディに渡し、自分がインフレーター部分の

エア2を使用して呼吸を行います。

 

限定水域1の講習が終わり、講習が進んでいくと

バックアップ空気源を使用しての浮上など、このバックアップ空気源を使用しながらの移動が加わってきます。

 

その場合、2人の呼吸が落ち着いていることを確認して泳ぎ始めます。

1人の空気がない状態ですのでダイビングは終了しなければなりません。

深度はどんどん浅い方に移動していきますので左手は急浮上してしまわないように排気ボタンに置いておきます。

右手は泳いでいる時も二人が離れてしまわないようにつかみ合ったまま移動します。

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浮上後は、バディはBCDに給気ボタンで空気を入れることもできません。

そのため、BCDにオーラルで給気をするか、ウェイトを捨てて浮力を確保することが必要です。

空気を与えている側は浮上後すぐにBCDに空気を入れ、浮力を確保し、バディが浮力を確保するまで

沈んでしまわないように支えるようにしてください。

わきの下を支えてあげるとバディの浮力確保を妨げることなく、支えてあげることができます。

 

 

実際にダイビングをする際に注意点☆彡

このスキルはもしもの時の為のスキルです、実際には使わずにダイビングできればその方がイイです。

 

◎注意点1 必ず、こまめな残圧の確認をしましょう。

ダイビングをする際は、ダイビング計画を立ててから海に入ります。

バディやインストラクターと残圧がどれくらいになったらダイビングを終了するようにするのか話し合うのも大切です。

水中でのコミュニケーションをしっかりとってあって、お互いのエアーが切れてしまわないように注意を払う必要があります。

 

◎注意点2 バディとの距離感をは何かあったら助けられる距離で

スキルをしっかり覚えていてもお互いが気づけなかったり、何かあった時にすぐに助けることができない場所にいてはスキルを使うことができません。

透明度のいい海では、お互いの事が見えていても何かあった時にすぐに手が出せる距離ではない場合があります。

遠く離れすぎてしまわないように特に透明度のいい海では気を付けましょう。

 

◎注意点3 オクトパスはすぐ取れる位置に

相手に渡す場合でも自分で使う場合でも緊急時にオクトパスを探しているとその間にパニックに陥ってしまう可能性もあります。

いつも定位置につけておけばすぐに取って使うことができ、焦ることもありません。

基本的には首と両腰をつないだ三角形の中にすぐにすぐに外せるような形で取り付けます。

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ホース類をぶらぶらさせていると故障の原因にもつながるのでダイビング前に必ずチェックしてくださいね!(^^)!

 

 

今回は【バックアップ空気源からの呼吸】、その後の組み合わせスキル、

バックアップ空気源についてのお話でした!

 

ライセンスを持っている方もこれを機に、バックアップ空気源はどうしてあるのか、

器材を持っている人は自分のバックアップ空気源はちゃんと使えるのか

もう一度考えていただけるきっかけになればいいなと思います!

 

今回もありがとうございました!次回もお楽しみに(@^^)/~~~

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