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海教室第209回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.35【ウェットスーツの着方】について
2022/03/02
今回で209回目の海教室♬
オープンウォーター講習シリーズは35回目です(^○^)
今回はウェットスーツの着方についてです!!!!
過去の海教室にてウエットスーツについて記載をしていますが、ウエットスーツとはなぜ着るのでしょうか??
①身体を保護
シーマックスでは、夏の暑い日でもウエットスーツは来ていただいて海を楽しんでもらっています!(^^)!
なぜなら水中には危険な生物もいるからです。。。
クラゲは有名ですが、肌を露出したまま水中に入ると思わぬケガのリスクが高まります。
下の記事もご参照ください。
⓶浮力
ウエットスーツには浮力の効果があります。いざというときにはこの浮力がものすごく大切な役割となります!!
サーフィンでもウエットスーツは着ますが、仕様が異なりますので併用しないようにしましょう!!
サーフィン用のウエットスーツは肩などの動きやすさも求められる構造になっています。
水圧には対応できないような作りになっているのでダイビングで使うとすぐにダメになってしまいますね・・・
③保温性
水中では空気の約20倍もの速さで人から熱を奪います。そのために夏の水温27~30度の海でもだんだんと寒さを感じるようになるのです。
熱を奪う速さよりも早く熱を作りだすことはできないので、熱が逃げていくのを防ぐ必要があるのです(‘ω’)ノ
ではどうしてウエットスーツに保温性があるかというと・・・
ウエットスーツは着用しても水は入ってくるものです。その水がウエットスーツ素材のネオプレンと言う生地によって保温されてるのです。
ネオプレン生地はガス(空気)を閉じ込めた気泡でできており、この気泡が熱の伝わりにくくさせる効果があるのでダイバーを保温するのです♪
この気泡のガスは水圧が高くなる(深い所へ行くと)と圧縮されるので、浅いところでのダイビングでは保温性が高くなり、深いところでのダイビングは保温性が低くなります(*’▽’)
また7㎜などの厚いスーツの方が保温性が高くなり、3㎜のスーツなどの薄いスーツは保温性が低くなるという事です!!
シーマックスでは通年レンタルは5㎜のスーツを使用しており、レンタルを希望する方は身長/体重を伺い体に合ったサイズをご用意しています。
身体に合わない大き目のスーツは冷たい水がスーツ内に入ってきて動き回りすでに温まったみずと入れ替わってしまい、ダイバーの身体をどんどん冷やしていきます。
その水の入れ替わりを最小限にすることで温かさを保つ事ができます。自分に合ったスーツが必要になる理由はこの事が原因です(‘ω’)ノ
既製のスーツであれば、完全に自分の身体に合うというのは難しいですからね!!
前置きが長くなりましたが身体にフィットすると保温性は高くなります!!
しかし、ウエットスーツを着るのにも苦労してしまったという方も多いのではないでしょうか??
一番いいのは自分にあったオーダースーツを作り正しく着るというのが理想ですね(‘ω’)ノ
楽なウエットスーツの着方をご紹介していきたいと思います~!!!
①ウエットスーツの前後を確認。
シーマックスのウエットスーツは後ろにファスナーがくるものになります。
ファスナーが前タイプのものもありますのでまずは自分で前後を確認するようにしましょう~
⓶上部・手首・足首などの全ファスナーを開ける
ファスナーをあけることにより余裕ができて身体が入れやすくなります。
足のファスナーで太もも部分まで開くタイプのものもあります。
③下半身部分を膝のあたりから裏返しをする。
裏返しにすることにより下半身が入りやすくなります。
足を誤って腕の方に入れてしまうことを防ぎます(笑)
また裏返さずに片足だけを入れてお尻まで上げてしまうともう片方の足が入りにくくなってしまいます・・・
その予防のためにこのように裏返しておくことがお勧めします!!
④裏返した箇所に足を通す
アンクレットなどは外して素足で履くようにしましょう~(‘ω’)ノ
しっかり足首まで通すようにします!!
⑤両足の足首から両ひざまで入れたらウエットスーツを裏返す。
腰の付近まで上にウエットスーツをずらしていき調整をします。
⑥足首の部分を裏返し、ブーツをはきウエットスーツがブーツの外側に来るようにする
ブーツもウエットスーツと同様に身体の保護や、保温効果もあります。
⑦エントリーする前に上半身をウエットスーツに通す。
ボートやビーチで移動中に首までウエットスーツを着用しておくと苦しくさを感じてくる方もいるはずです。
苦しく感じたり、閉塞感を感じていると船酔いの原因になることも・・・
エントリーの前にウエットスーツを着て器材を背負って準備完了です。
といった流れになります!(^^)!
エントリーするときにはファスナーの締め忘れもないようにしましょう(‘ω’)ノ
準備をするのが大変で・・・
そう思っていた方に少しでもお役に立てればうれしいです(‘ω’)ノ
少しでも海とダイビングが皆さんにとって身近に感じれますように!!
今回はここまで~
次回をお楽しみに~
RESERVE
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