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海教室第181回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.8「バックアップ空気源での呼吸」について
2021/08/02
皆さんこんにちは!今週はゆっこがお送りします。
オープンウォーター講習シリーズ8回目も限定水域1からのスキル!
「バックアップ空気源からの呼吸」についてお話していきます。
まず、バックアップ空気源とは?
レギュレーターの一部でオクトパスと呼ばれています。
緊急時にバディと1本のシリンダーの空気を共有するときに使う予備のセカンドステージです。
また、自分がメインで使っているセカンドステージに不具合が起きてしまったときに咥え変えて使用することもあります。
長いホースにメインと同じセカンドステージを付けたタイプが最も一般的ですが、
インフレーターホースとセカンドステージが一体になった『エア2』と呼ばれている器材もあります。
また、緊急時にパニックになってもわかりやすいようにメインとは違った色、鮮やかな色のものが使われている場合が多いです。
メインのセカンドステージは自分の体の右から出るようにセッティングを行いますが、
オクトパスに関しては、左右のどちらから出ても問題はありません。
シーマックスのレンタル器材では自分のメインに不具合が起きた時に、自分でも簡単に使用できるように
右から出るようにレギュレーターを整備しています。
自分で左から出ているものを普通に咥えようとするとマウスピース部分が上下さかさまになってしまうため、
ホースがぐにゃっと曲がってしまったり、首の後ろをホースを通してわざわざ右から出すように変えなければいけなくなるのです。ちょっと不便ですよね。
それでは、講習中に行う、バックアップ空気源からの呼吸について!
◎このスキルが必要な理由
先ほどの説明で書いたようにダイビング中にバディ、もしくは自分のシリンダーの空気がなくなってしまったときに
もう一方のシリンダーを通して呼吸してダイビングを終了する必要があります。
その時にスムーズにバディとコミュニケーションを取り、呼吸を再開するためのスキルになります。
◎スキルの順序について
このスキルは空気がなくなってしまった側と空気を与える側の2パターンを行います。
【空気がなくなってしまった側】
バディに空気がないことを伝えます。
- バディに気づいてもらうためにバディに触れる
- 空気がない、空気を下さいのハンドシグナルを出す
オクトパスをもらったらメインからオクトパスに咥え直す
- オクトパスを貰うまでは絶対にメインのセカンドステージを口から離さない
- 咥え直したらパージ法かブラスト法を使ってレギュレータークリアを行う
空気が確保出来たら離れないようにお互いの右腕を持って呼吸を行う
【空気を与える側】
バディのサインに気づいたらサインを返し、自分の残圧を確認する
- バディに与える空気があるかの確認は必ず行う
オクトパスを相手に渡す
- バディがレギュレータークリアをするのを妨げないように必ずホース部分を持って渡す
- セカンドステージが上下さかさまなってないか注意が必要
バディが離れないように右腕をもって落ち着くまで待つ
※冒頭にあるエア2の場合
自分の咥えていたメインのレギュレーターをバディに渡し、自分がインフレーター部分の
エア2を使用して呼吸を行います。
限定水域1の講習が終わり、講習が進んでいくと
バックアップ空気源を使用しての浮上など、このバックアップ空気源を使用しながらの移動が加わってきます。
その場合、2人の呼吸が落ち着いていることを確認して泳ぎ始めます。
1人の空気がない状態ですのでダイビングは終了しなければなりません。
深度はどんどん浅い方に移動していきますので左手は急浮上してしまわないように排気ボタンに置いておきます。
右手は泳いでいる時も二人が離れてしまわないようにつかみ合ったまま移動します。
浮上後は、バディはBCDに給気ボタンで空気を入れることもできません。
そのため、BCDにオーラルで給気をするか、ウェイトを捨てて浮力を確保することが必要です。
空気を与えている側は浮上後すぐにBCDに空気を入れ、浮力を確保し、バディが浮力を確保するまで
沈んでしまわないように支えるようにしてください。
わきの下を支えてあげるとバディの浮力確保を妨げることなく、支えてあげることができます。
実際にダイビングをする際に注意点☆彡
このスキルはもしもの時の為のスキルです、実際には使わずにダイビングできればその方がイイです。
◎注意点1 必ず、こまめな残圧の確認をしましょう。
ダイビングをする際は、ダイビング計画を立ててから海に入ります。
バディやインストラクターと残圧がどれくらいになったらダイビングを終了するようにするのか話し合うのも大切です。
水中でのコミュニケーションをしっかりとってあって、お互いのエアーが切れてしまわないように注意を払う必要があります。
◎注意点2 バディとの距離感をは何かあったら助けられる距離で
スキルをしっかり覚えていてもお互いが気づけなかったり、何かあった時にすぐに助けることができない場所にいてはスキルを使うことができません。
透明度のいい海では、お互いの事が見えていても何かあった時にすぐに手が出せる距離ではない場合があります。
遠く離れすぎてしまわないように特に透明度のいい海では気を付けましょう。
◎注意点3 オクトパスはすぐ取れる位置に
相手に渡す場合でも自分で使う場合でも緊急時にオクトパスを探しているとその間にパニックに陥ってしまう可能性もあります。
いつも定位置につけておけばすぐに取って使うことができ、焦ることもありません。
基本的には首と両腰をつないだ三角形の中にすぐにすぐに外せるような形で取り付けます。
ホース類をぶらぶらさせていると故障の原因にもつながるのでダイビング前に必ずチェックしてくださいね!(^^)!
今回は【バックアップ空気源からの呼吸】、その後の組み合わせスキル、
バックアップ空気源についてのお話でした!
ライセンスを持っている方もこれを機に、バックアップ空気源はどうしてあるのか、
器材を持っている人は自分のバックアップ空気源はちゃんと使えるのか
もう一度考えていただけるきっかけになればいいなと思います!
今回もありがとうございました!次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第180回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.7 ダイビングの醍醐味!!『水中での呼吸』について
2021/07/27
180回目の海教室です♪今回はフミが担当します (*^-^*)
無事?に東京オリンピックも開催しており、みなさんもテレビに釘付けの時間を過ごしてるのではないでしょうか??
スポーツの年という感じですね!(^^)!
日本での開催ということもあり夜中に始まる試合がなくて寝不足にならないのもうれしいですね!!(笑)
シーマックスはゆっくり台風6号の影響により大型連休中も含め慶良間のツアーが中止になってしまう日々が続いておりました・・・
『みなさんが慶良間の海で楽しんでもらえるように』
『少しでも多くの方がダイバーになってもらえるように』
そんな思いで180回目の海教室を記載していきます☆
オープンウォーター講習シリーズは始まって7回目、今までは学科のことやスキルのこと、ダイビング器材について記載してきました。
180回目の海教室!!まずは『基本のキ』ダイビングの醍醐味である水中での呼吸について記載していきます(*^^*)
水中で呼吸ができるということはダイビングを特別なものにする一つの特徴です☆
水中での呼吸は立派なスキルです!!むしろ一番の醍醐味で一番重要なスキルといっても過言ではないと思ってます☆
水の呼吸について!某アニメのように何個も型あるわけでないですし、カッコイイということもございません( ゚Д゚)自然体がいいんです☆
決して難しいということもないんですよ~。
ただ、マスク(水中メガネ)が鼻まで覆われるために最初は閉塞感を感じる方もいるかもしれません・・・
ダイビング中の呼吸は基本『口から吸って口から吐く口呼吸』です!!! (以降、口呼吸と記載します)
口呼吸が苦しいというお声をいただくことがありますが、単純に慣れの問題です!(^^)!
ここで質問です!!??
みなさん!!マイナスイオンたっぷりの中での深呼吸は鼻でしますか?口でしますか? 多くの方が口での深呼吸になるはずです。
たくさんの酸素を取り入れるために口から吸いこみますよね?
鼻よりも口の方がサイズが大きいので口から呼吸の方がしやすいというのは当然のことです☆
最初は口から呼吸することがストレスに感じる方もいるかもしれません・・・
しかし、やはりダイビングにとって水中で呼吸できるということは醍醐味であり、一番基本で重要なことであることは間違いありませんね☆
初めての水中での呼吸はきっと忘れられない体験となるでしょう!!
ダイビング中は常にゆっくりと深く呼吸をすることを意識しましょう!!
ここで、ワンポイントアドバイス❣
息を吸うことより最後まで息を吐ききることに重点を置くことです。
空気を吸った分と同じ量をしっかりと最後まで吐き切ることがとても重要です。
吐ききった分、新鮮な酸素(空気)をより多く体内に入れることができるので酸素をしっかりと肺に満たすことができ、より多くの酸素を循環させることができます。
空気を10吸って7しか吐かなかったら段々と息苦しさが出てきます!!陸上で実際に行ってみてください(*^^*)
人は緊張したら、息を吸うことに必死になり過呼吸状態になり苦しくなっていくこともあります。
ここでまたまた、ワンポイントアドバイス❣
空気を吸うスピードが速くならないようにするのがいいですね!!吸うスピードが速くなれば吐くスピードも速くなりまた吐く量が足りずに吸う量に勢いがついてしまいます。
吐く量に勢いがつけば鼻からも息が漏れやすくなります。鼻から息が漏れやすくなれば水中眼鏡=マスクもだんだんと浮き上がってきて水が入りやすくなってしまいますね!!
ダイビングでは呼吸ですべてが決まってきますね!!
注意点としては前回のレギュレータークリアの海教室でも記載されていましたが、呼吸を止めてはいけません。
こちらも最も大事なダイビングのルールです!呼吸を止めた状態でダイビングをすると肺の過膨張障害などのリスクがあります。
これはどういう障害かと言うと・・・
ペットボトルやポテトチップスなどの柔らかい密閉された容器を標高が高いところに持っていくと密閉された容器は膨らみますよね? 風船などでは浮き上がって限界に来たら破裂してしまいますよね?
ダイビング中も肺がその密閉された容器にならないように身体の空気を調整して逃がしていかなければいけません!!呼吸をすることで、周囲の圧力と同じになるように人間の体は調整してくれます。
それがダイビング中に呼吸をとめてはいけないルールです(*^-^*)
もし万が一、水中で息苦しく感じてしまった場合は、精神的なストレスや過度の運動、浅い呼吸が原因になります。
ここでまたまたワンポイントアドバイス❣
まずは身体の動きも止めてゆっくりと深呼吸をします。
消費された酸素濃度の低い空気と、酸素濃度の高い新鮮な空気の交換を効率よく行うためにゆっくりと呼吸をすることが必要です。要するに新鮮な空気を体内に取り入れるためにしっかりと息を吐いて空気を吸いましょう!!
吐いた空気の量と、次に吸うことのできる空気の量はほぼ同じですからね(*^^)v
難しいなと思った方は最初は大げさに意識するところから始めましょう!!
イメージとしては、口をウの状態にし開けたまま呼吸してみます。
さらには声をだしながら呼吸をするといいでしょう♪吐くときは「ウゥー」と言いながらですね(*^^)v
こんな感じですかね!!笑
何度も言いますが、息を最後までゆっくりと吐くことが大切になってきます。
陸上の練習では鼻をつまんで3秒間細くゆっくりと空気を吸って3~4秒間ゆっくりと息を吐く練習をしましょう!!(吐くことを意識してほしいために吐く時間を少し長めに練習するといいと思います。)
しかし具体的な時間を意識しすぎると、水中ではまた息が荒くなってしまいます( ゚Д゚)目安として考えてください☆
あくまでも大事なのは、『リラックスをした状態で深呼吸』です!!
首や肩回りの力も抜いて呼吸をしてみてくださいね☆
リラックスした呼吸ができれば、水中での視野も広がりより、余裕をもってダイビングをすることができますよ!!
また耳抜きもしやすくなったりしますね(*^^*)
最後に『呼吸がすべて』とフミは思います!!そんな思いで記載した今回の海教室☆
リラックスした状態の呼吸でダイビングをするために必要なスキルをこれからの海教室でも記載していきますね!
今回はここまで~☆
次回をお楽しみに~☆
海教室第179回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.6「レギュレータークリア-」
2021/07/20
皆さんこんにちは!ゆっこです!
今回179回目、オープンウォーター講習シリーズ6回目です。
今回はオープンウォーター講習の限定水域1で行うスキル
「レギュレータークリア」について!
まず、レギュレーターとは。
178回目の海教室にも書かれていますが簡単に言うと呼吸する器械です。
シリンダーからの空気を呼吸しやすいように調整して、空気を送りだしてくれる器械です。
シリンダーにつながった器械からホースの先にある空気が出るところに、マウスピースがあり、その部分をしっかり咥えて呼吸をします。
それでは、レギュレータークリアとは?
レギュレーターを咥えているときはレギュレーター内、口内は空気で満たされていますが
間違えた咥え方をしてしまったり水中で口元がゆるんでしまったり、何かにぶつかってしまったりしてレギュレーターが外れてしまうと
レギュレーターの中に水が入ってきます❣
そんな時にそのまま呼吸をしてしまうと海水を飲んでしまうことになりますよね。
そのため、レギュレーター内(正確にはセカンドステージ)に入ってしまった水を抜く作業が必要になり、その作業の事を
『レギュレータークリア』と言います。
ダイビングをしているとどうしても水が入ってくることが少なくありません。
これからのダイビングライフで絶対使うスキルとなりますので最初にしっかりマスターしましょう!(^^)!
では、レギュレータークリアの方法!
◎スキル練習なので自分で口からレギュレーターを外すところからスタート
その後のレギュレータークリアの方法は2通りあります。
1、自分の息を吐いてクリアーする方法(ブラスト法)
レギュレーター内に水が入った時、自分の息に余裕があれば基本的にこちらの方法を使います!
とっても簡単!
レギュレーターを上下左右間違いのないように咥え直し、息をふーっと長めに吐くだけ(^^♪
吐く息がたりなくて1度ですべての水が抜けない場合は、吸うときにストローですするようにゆっくり息を吸って、また大きく息を吐きだします。
2回ほどの呼吸でちゃんと水が抜けて普通の呼吸が出来るようになるはず!です!!
2、ボタンを使ってクリアーする方法(パージ法)
レギュレーターの真ん中にパージボタンというボタンがあります。
そのボタンを押して水を出す方法になります。ボタンを押している間は強制的に空気が出るようにできています。その空気の勢いで水を抜きます。
ただ、このパージ法で気を付けてほしいことがあり、結構な勢いで空気が出てくるので
普段通りにレギュレーターを咥えていると水が空気と一緒に勢いよくのどに押し込まれ、むせてしまう場合があります。
なので、舌を上顎(前歯の裏辺り)、もしくはレギュレーターの穴に入れて、ガードしてから押しましょう!
約1秒ほど、強く短く押すのがポイントです☆
さらに……
レギュレータークリアーと合わせて行うスキルがレギュレーターリカバリーというスキル!
これは、レギュレーターが口から外れてしまったときや
水面でシュノーケルからレギュレーターにもう一度咥え直す時に必要なスキルになります。
コチラも方法は2種類!自分でレギュレーターを口から外すところから始めます。
1、腕を回して見つけ出す方法(アームスイープ法)
レギュレーターは常にダイバーの右側にあるようになっています。
レギュレーターが外れてしまって視界からレギュレーターがなくなってしまったら、
まずは右手を前に出し、右肩を下げます。
そうすると身体から離れた位置、右側にレギュレーターがプラプラしている状態になります。
その状態で右手を後ろから前に大きく回すと右肩部分にレギュレーターがくっついてきます。
そのレギュレーターを掴んでレギュレータークリアを行います。
2、ファーストステージから伝って見つける方法(リーチ法)
レギュレーターのセカンドステージのホースは、ファーストステージと呼ばれるタンクと接続された部分から伸びています。
ホースが接続されたレギュレーターの根本からを探し出す方法です。
左手でタンクの底を上に持ち上げます。
ダイバーの後頭部右側から伸びるレギュレーターのホースに手が届きやすくなります!
右手で、ダイバーの後頭部右側から伸びるレギュレーターのホースを探し出し、
ホースを掴みホース伝いにレギュレーターをつかみます。
掴んだらもちろんレギュレータークリアを!
レギュレータークリア、リカバリーの注意事項☆
①口からレギュレーターを外す時は咥えていた部分を下向きにして外しましょう。
上向きに外してしまうと水圧でパージボタンが押された状態になり、
レギュレーターから空気がフリーフローしてしまいます。
もしフリーフローしてしまった場合は
すぐに咥えなおすか、マウスピース部分が下向きになるように持ち変える様にしてください。
②呼吸は絶対に止めない事!
ダイビングのルールです!!スキル中も、もちろん例外ではありません!
しかし、レギュレーターを外している間は息を吸う事は出来ません。
なのでレギュレーターを口から外している間は息を吐き続ける様にしましょう。
一気にたくさん吐いてしまうと吐く息がなくなってしまうので
ゆっくり泡を少しずつ出すイメージで息を吐きましょう。
③最初の呼吸は慎重に…
レギュレータークリアを行っても全ての水が出て行っているかは吸ってみないとわかりません!
出て行っていなかった場合、普通通りの呼吸をしようとすると水を飲んでしまうので
最初の呼吸は慎重に、すするように息を吸うと水を飲みにくくなります!
レギュレータークリアのスキルはダイビングをする中で、
マスククリアと同じくらい頻繁に使います!
スキルの練習をしっかり行ってダイビング中にレギュレーターが突然外れてしまっても
動揺せずにリカバリーが出来る様になれると嬉しいですね( *´艸`)
今回は【レギュレータークリア、リカバリー】についてお話しました!
次回もオープンウォーター講習シリーズ予定ですので
お楽しみに☆
最後まで読んでいただきありがとうございました(@^^)/~~~
海教室第178回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNO.5『ダイビングの器材の役割』
2021/07/14
178回目の海教室はフミが担当します!!
178回目の海教室もシリーズ化中のオープンウォーターダイバーの講習についてのものになります!(^^)!
ダイビングのスキルについて175回、176回目とゆっこが記載してきました!!
今回は『ダイビングの器材の役割』について記載していきます!!
オープンウォーターダイバーの講習では快適にダイビングをする為のスキルとトラブルが起きてしまった時の対処法のスキル、安全にダイビングをする為の準備や計画を自分で出来るようになってもらいます。難しいかもしれませんが学科講習と同じく、易しいものからスタートして段階を踏んでステップアップしていきます。 ゲスト様から『泳げないけど大丈夫ですかね~?』とお声を頂く事もありますが、、、
出来る様になります!!そしてダイビングを通じて海を楽しんでもらえるようになってもらいます(*’▽’)
慶良間の海でダイビングを楽しんでもらえるように私たちも全力でお手伝いさせていただきます!(^^)!
ということで、前回は基本のスキルに記載してきましたが、今回はダイビングをするにあたって必要な道具(器材と言います。)からのご紹介です♪
器材を正しく知る事で準備(セッティング)がよりやりやすくなることでしょう!!
重器材と言われるもの
・BCD(Buoyancy Control Deviceボイヤンシー・コントロール・デバイス)
ダイビングの浮力調整具。
空気を入れるボタン・抜くボタンを操作して水中や水面で大切な浮力を調整していきます。
・レギュレーター(メインのレギュレーター・オクトパス・ゲージ)
ダイビングの醍醐味「水中で呼吸ができる」その為の道具。
吸うと空気が流れ、そうでないときは空気は遮断されるという仕組みになっています。この大事な器材から自分の道具を揃えていく方も多いです!!
軽器材と言われるもの
・マスク(水中メガネ)
水中で陸上と同じ視界を確保するための道具。
慶良間の海を水中で見たら感動すること間違いなし( ̄▽ ̄) マスクはオープンウォーターダイバー講習でも色々なスキルを練習して習得していきますよ〜!
以前、ゆっこがマスクのスキルについての海教室で詳しく説明している記事を載せています!ぜひこちらもご覧ください。
・シュノーケル(筒状になっておりマスクに付随させる)
水面にいるときに呼吸ができるようにするための道具。
ダイビングでは必要ないと思う方もいますが、浮上してから水面で必要です。さらに講習ではスキンダイビング(素潜り)の練習もします。だからシュノーケルは必須アイテムになりますね。
・フィン(足ヒレ)
大自然の海で泳ぐために必要な道具!!
水泳がどんなに得意でも流れがある海には敵いません。。。正しいフォームで泳ぐことができれば体力の消費を少なくしたり、流れのある海でもフィンの推進力で楽に進むことができはず。推進力を増し上手く泳げるようになりれば楽しさ倍増です。
・ブーツ
足を怪我から保護してくれる道具。
ビーチからのエントリーでは必要になるものです。ビーチでは裸足で歩くと割れたガラスやサンゴ、石などの硬い鋭利なもので怪我をしたり、ウニ、クラゲなどの生物などで足を怪我してしまうことがあります。ダイビング前に怪我をしてしまえばダイビングは出来ませんからね。まずは体を保護することが必要です(^ ^)
他に必要な大切な器材
・ウエットスーツ
身体の保護や保温するための道具。
水温が27・28度ぐらいであれば最初はウェットスーツなしでも快適に泳げるかもしれませんが、だんだんと体は冷えていきます。水の熱の伝導率はなんと20倍以上なのです!
また身体を保護する為には必要不可欠ですね!!水中でサンゴやガヤ、岩などの自然のものに身体を引っ掛けて傷を負ってしまうこともあります。夏には危険なクラゲも増えますから身体を守る為には着るべきですね(*’▽’)
ウェットスーツには浮力があるんですよ!!ウエットスーツを着ていれば、水面で浮くのは楽勝です。重りを外せばですけど・・・。緊急事態には、重りを外すというスキルの練習もあります。この時にウエットスーツの浮力を体感できるはずです。
ウエットスーツは、オーダーで作れば自分好みのデザインで素敵なスーツに出会えるはず♪
・メッシュバッグ
器材をまとめるための道具。
使用した器材を水切れしながら、片付けることが出来ます。無くしてしまいがちな小物類も一緒に片付けましょう♪器材の種類が多いダイビングでは一つは持っていた方がいい器材ですね。メッシュバックがあるだけでダイバーっぽくなりますよ(^^☆
・ダイブコンピューター
自分の体を守る為やダイビングの記録を残すための道具。
ダイビングは身体への負担も大きいです。ダイビングの計画に必要不可欠なものです。皆さんが勉強する項目に、安全にダイビングを終了するための減圧不要限界・・・。なにやら難しい言葉ですが、学科講習でその意味と防止方法は学べます。その防止方法の一つに計算があります。その計算を代わりにやってくれる優れもの!現在の深度や水温までも知らせてくれます!!今、おしゃれなダイブコンピューターも増えて来ているので、街で身に着けている人も見かける事がありますね。
あると便利なもの
・グローブ
ウェットスーツ同様身体を保護する為の道具。
また保温効果があるグローブもあります!!ただグローブに頼ると水中の綺麗なサンゴに掴む癖がついたり、グローブを貫通するウニやオコゼなどの針のある生物に気付かずに手をついてしまったりします。その他にもエントリー前の準備が大変だったりと、最初に購入することはお勧めしません( ̄▽ ̄)
・シグナルフロート
水面で見つけてもらうために必要な道具。
ドリフトダイビングというワンランク上のダイビングでも必要な物ですね♪フロートの使い方はオープンウォーターダイバー講習でも行います!!楽しみですね。
・水中カメラ
水中で記録を残すための道具。
水圧から守るためのハウジングというものもセットで揃えるといいでしょう♪そのままでも水中に持っていける物も中にはあります。どちらが良いかは?ダイバーの知り合いに相談してくださいね。ダイビングに慣れてくると『その瞬間』を形にしたいと思う方も多いはずです!水中カメラはオープンウォーター講習の後に別コース(スペシャリティ)で学ぶこともできますよ!!
・水中ライト
暗い水中に明かりを灯す道具。
体験ダイビングではいけない水中洞窟。ダイバーになれば探検心がますます生まれてきます!ライトを持てば気持ちも高ぶります(*^。^*)
深いところにいけば光が少なくなったり、届かなくなったりします。そんな時に役立つ道具です。他にも岩の下の暗くなっているところにいる生物をのぞいたり、真っ暗な洞窟でライトを持っておくと楽しさも倍増しますよ(*’▽’)
などなど・・・
自分の使う器材の役割や構造をしっておくと、ダイビングの講習時に役に立ってきますよ~!!
学科講習の時に、器材についての説明がありますので、詳しくはマニュアルやe-ラーニングで見て楽しんでください。
ダイビングには必要なものが多く覚えることもたくさん!だからこそダイビングの魅力を感じる方もいらっしゃいます(*’▽’)
ひとつひとつ覚えていきましょうね!
少しでもダイビング・海に興味を持って自分のダイビングの器材を揃えたくなる方が増えますように☆
今回はここまで!(^^)!
次回をお楽しみに~☆
海教室第177回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習No.4「水圧と耳抜きについて」
2021/07/06
皆さんこんにちは!今週はゆっこがお送りしていきます。
今回はNo.2でも少しふれた水圧の事と、それによって体に起こる耳の痛みとその解消法について書いていきます。
それでは最初に水圧について!
オープンウォーター講習 セクション1 最初の部分ですね。
ダイビングをする人でなければ水圧について考えるのは高校の理科の授業くらいではないでしょうか?
水圧とは、物体に対してかかる圧力のことです。
物体は常に周囲から圧力を受けています。もちろん、今の私たちにも圧力がかかっています。
見ることはできませんが私たちが通常生活している間、
私たちの頭の上には、空気の柱があり、その柱は約500kmほど、空気の無くなるところまで続いています。
この空気の重みを大気圧、圧力と言います。
地上には約
1キロの圧力がかかっていると言われています。これを1気圧と言います。
水中に入っていくと私たちの頭の上には空気の柱だけではなく、水の柱もできますね。
はい、その水の重みを「水圧」というのです。
深く水の中に潜れば潜るほど、この柱が長くなるので水圧が強くなる、とイメージしてもらえばわかりやすいと思います。
水中では10mごとに1気圧がかかります。
空気約500km分の重さ = 水10m分の重さ ということです!水って重い!!
水深10mでは水柱の1気圧+空気柱の1気圧=体に2気圧
水深20mでは水柱 2気圧+空気柱 1気圧=体に3気圧 かかっていることになります!
それでは、水圧が分かったところでこの水圧が体に及ぼす影響について書いていきます。
水に入ると体に水圧がかかります。陸上にいるよりも強い力です。
しかし私たちはその水圧を受けてもぺちゃんこにつぶれてしまったりはしません。
なぜなら、体の中身がほとんど水だから!気体に比べて液体は水圧の影響を受けにくいのです。
気体はどれくらい影響を受けるかというと
水深10m では 体積が2分の1 に
水深20m では 体積が3分の1 に!
空気が水中で水圧に押されて小さくなってしまうわけですね。
身体の中はほとんどが水!と書きましたが、当然水ではなく、空気が入っている部分があります。
その一つがなんと、耳!!耳、鼓膜の内側には水が入らないようになっています。
水圧を受けた耳はどうなるかというと、
鼓膜の内側の空気の体積が小さくなり、外から押される状態になるので
鼓膜が内側に引っ張られます。その結果、耳の痛みや違和感が現れてしまいます。
それを解消するのが【耳抜き】と言われているスキルです。
【耳抜き】とはオープンウォーターダイバーコースの限定水域で習う「潜降と圧平衡」の圧平衡のことです。
外からの圧力が強くなって耳が痛くなるので、内側から空気を足してあげて
外側と内側の圧力差をなくすスキルです。
それでは一般的な耳抜きの方法☆
サルバルバ法
空気をしっかり吸って鼻を摘まみます。
口から空気が漏れないようにし、目を閉じます。
鼻をかむように鼻に空気を送り込みます。
※この時思い切り鼻をかむと鼻の血管が切れて鼻血が出てしまう可能性があるので
優しく空気を送り込んであげてくださいね
逃げ場を失った空気が耳の方へ流れるよう耳に意識を集中します。
同じように鼻を摘まんだ状態で唾をのむ方法をフレンツェル法と言います
逃げ場を失った空気が鼻と耳を繋いでいる耳管という管を通り、耳の方に行きます。
そこで空気が耳の内側に足されるので鼓膜が引っ張られて痛い状態が解消されます。
耳管が開くと耳の奥できゅっと言ったりすることがありますが
どの方法でも違和感がなくなれば成功している証拠です🙆♀
耳抜きに関して大事なポイント☆
1,浅い場所ほど、こまめな耳抜きを!
空気の体積は浅ければ浅いほど変化が激しいです。
例えば、水面で体積30の空気は水深10mでは15になりますが、
水深20mでは10になります。
水面から水深10mでは体積が15減ってるのに対して
水深10mから20mでは5しか減っていません。
浅いところでの深度変化の方が体積変化が大きくなります。
なので、浅い場所ほどこまめに耳抜きを行いましょう!
2,うまく耳が抜けなかったら深度を浅くして
耳抜きが水中で上手くできなくなるときは耳抜きが遅れてしまっていることが大半です。
一度耳抜きが遅れてしまうとどんどん深く行っても耳は抜きは上手くできません!
最初はロープやハシゴに掴まってゆっくり深度を変える様にしてください(ココがポイントです)
うまく耳が途中で抜けなくなったなと思ったら今いる深度より浅い場所に移動しましょう。
すると、違和感も少なくなります。
また水圧が弱くなるので耳抜きも成功しやすくなります。
うまく耳が抜ければまた深度を深くしていき、徐々に深いところに潜っていきます。
一度耳抜きが出来なかったからと諦めないでくださいね!!
3,しっかり鼻を摘まんでから耳抜しましょう
陸上では耳抜が出来るのに水中に入ると途端にできなくなる方。
マスクの鼻ポケットに騙されているかもしれません。
自分では鼻を押さえているつもりが鼻ポケットの先の部分しか摘まめていない、そんな可能性もあります。
この状態では鼻から空気が漏れてしまうので耳抜が出来ません。
下のように鼻の根元をしっかりと摘まんでから耳抜をしましょう
4,体調が悪いときは耳が抜けにくいです
体調を崩している場合、空気を耳に送る管の動きが悪くなってしまったり、鼻水などで管が塞がってしまう可能性があります!
そうするとうまく空気が送られないので耳が抜けません。
無理して入ると鼓膜を破ってしまったり、中耳炎になってしまう可能性があります。
体調が優れない場合は絶対に無理して潜らないようにしましょう。
無理だと思った時には必ずハンドサインを出して
バディやインストラクターに伝える様にしてくださいね。
耳抜はダイビングでは必ず使うスキルになります!が、苦手意識を持つ人も多いです…。
コツをつかんでダイビングを楽しみましょう(^^♪
今回はここまで!次回もオープンウォーター講習で使うスキルについて書いていきますね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(@^^)/~~~
海教室第176回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.3『Eラーニング』
2021/06/29
今回の海教室も引き続き ダイバーになろう ! のシリーズです♬
176回目はフミが担当します!!
前々回の海教室がテーマが大きすぎてしまったので
今回はeラーニングの内容について記載します!!!
まだ見てない方はぜひこちらもご覧くださいね☆
174回目の海教室に記載しましたが、ネット環境があればどこでも進めることができ、アプリをダウンロードすればネットが繋がらない場所でも進めることが出来る画期的なeラーニング!!
このご時世には慣れ親しんだものになってきましたよね(‘ω’)ノ
PADIの学習システムは段階を追って進めていくため、わかりやすい内容から始まり段々と専門的な知識が身についていくようになっています!!
それでは、eラーニングの構成について記載していきます!!
最初はeラーニングの使い方の確認からです(*^。^*)
2番目に来るのがイントロダクションです!!
ダイバーになる魅力!!水中で呼吸をして見たことない景色、感じたことのない経験がダイビングではできるのです(‘ω’)ノ
それについて細かく説明があり、ダイバーになるにあたっての心得を学んでいきます。
学習の内容ではマニュアルでもeラーニングでも5つのセクションに分かれています。
1つ目のセクションでは、
ダイバーになるための知識です。
ダイビングをするにあたっての水圧の知識を学んでいきます。海に潜ると圧力がかかってきます。
簡単に言うと 空気と水の重さ ですね!
深度によって圧力が変わってきて空気は圧縮されていきます。
飛行機などでは圧力が減るのでペットボトルなどは膨らみますよね(*^_^*)
そして、続いて器材についてです!!ダイビングで使う 水中メガネ=マスク や、そのマスクについている筒状のものシュノーケル、足ヒレ=フィン、浮力調整具のBCD、呼吸器などのレギュレーターについて学んでいきます。
他にも、ダイビングのスキルについても学んでいきます。スキルがビデオで見て視覚で学んでもらいます。トラブルが起きた際の対処法、快適にダイビングを行うための必要なスキルです!!ダイビングスキルはこの後に出てくるセクション2~5でも、段階を追って様々なスキルを学んでいきます。
たくさんのスキルがあるので、スキルの内容についてはまた今後の海教室で少しずつご紹介していきますのでお楽しみに(*’▽’)
なので、セクション2以降のスキルについては今回の海教室では割愛させてもらいます( ̄▽ ̄)
難しそうなものから簡単そうなものまで、学習をしていくとイメージできると思います!スキルについても学科講習と一緒で易しいものからスタートして、段階を踏んでスキルアップしていくので、みなさんいつの間にか出来るようになるのです(^^)
まずは学科でイメージを作り上げてもらう事が大事ですね⭐︎
続いてセクション2!
水中での視覚や聴覚、また体温の変化などを学んでいきます!!
セクション2でも器材について話がでてきます。ここでの器材についての話は、
潜るための重り=ウエイト です。
ウェットスーツ、予備の呼吸器、ナイフや器材を入れるバッグについて学びます。
後は水中では会話ができないので、コミュニケーション方法ハンドシグナルについて学びます!
ジェスチャーみたいなものですね(‘ω’)ノ 世界共通で重要なことなので必ず覚えておきましょう!!
続いてセクション3!!
海というものについて学んでいきます。
地球の7割は海。自然の力はもちろん偉大です(‘ω’)ノ
その海についての水温や潮の流れ、透明度、湖などの淡水や海水の違いなどなど。海のへ知識がグンと上がり自然への理解が深まります(^_^)
他にも、プログラム管理という事で、ダイビングの計画や準備の仕方について学びます。
ダイビングをする時の安全管理に必要なフラッグやフロートについてもここで学んでいきます!
続いてセクション4!!
ダイビングの器材や道具についても、更にここでも学んでいきます!!
器材を片付けるバッグだったり、水中でのコミュニケーション方法の一つ水中ノートについてです(*^。^*)
ダイビングをするのに必要不可欠なダイブコンピューターについても学びます。ダイブコンピューターはダイビングできる時間だったり、記録を残すための安全なダイビングするのに必要な道具です♪その理由についても説明してくれています。
環境問題は現代において重要視されてる一つです。
ダイバーとして水中環境についても学びます。これからいつまでいつまでも綺麗な海を世界中のみんなに観てもらう為に守っていきたいですからね!
最後のセクション5です!!
安全に楽しくダイビングをし続けるために、より実践的な内容になってきます(*^。^*)
ご存知の方もいるかもしれませんが、ダイビングをした直後は飛行機に乗ることが出来ません!!
そのため命を預けるダイブコンピューターについてさらに詳しくについて学びます。
ダイビングをして安全にさらに楽しく広い範囲で遊んで、戻ってくるためのコンパスの使用方法も学びます!
全てのセクションにおいて知識の復習とクイズを行っていきます(*^_^*)
セクションごとに理解をした上で最後にファイナルエグザム=最終試験です!!
75%以上で無事合格です☆
セクション1から、じっくり学んでいけばきっと満点でしょう???(*^_^*)
PADIのeラーニング学習システムは非常に優れてるという声も多々頂いています!!分からなくならないようにしっかりと着実に進めてくれます!
学科講習をしっかり行えば、実際に沖縄に来てからの限定水域実習や海洋実習のスキルが結びついてくるはずです(*^。^*)
学科についてわからないことがあればご質問ください。沖縄に来てからシーマックススタッフに聞いてもらっても良いですし、先にお問い合わせ頂いても結構です。わからない事をわからないままにしないように、教えてくださいね♪
世界でも有数なダイビングスポット慶良間(ケラマ)の海でダイビングを一緒に出来る日を心から楽しみにしています(‘ω’)ノ
慶良間の海でダイバーになろう!!!!!
今回はここまで☆
次回をお楽しみに☆
海教室第175回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.2「マスククリア」
2021/06/21
皆さんこんにちは!前回から始まったオープンウォーター講習シリーズ!
今週はゆっこがお送りしていきますね♪
前回フミがオープンウォーターの講習について説明を書いてくれていました。
その中で実際に海に入って活動を行う「限定水域実習」と「海洋実習」
ここで行うスキルについて詳しく書いていこうと思います!
初めてダイビングをする人は講習で何をするんだろう?と思いながら講習にくるかもしれませんね。
ここで書いたことでイメージがわいてくれればいいなと思いながら書いていきますね☆
今回はダイビング中に1番使うのではないか?!というくらい基本的ですが大事なスキル
「マスククリア」について書いていきます
まず、マスクって何?というところから。
このご時世、マスクと言えば皆さんは口を覆うマスクを思い浮かべると思いますが
ダイビングでいうマスクは水中眼鏡の事になります。
水泳の時に使うゴーグルと同じように水中をクリアにみるために大事な道具です。
水中ゴーグルと違うのは鼻までおおわれている所!
では、なぜダイビングの時にはゴーグルでなく、マスクをつけるのでしょうか?
ダイビングでは水中に潜っていきます。そうすると水圧というものが体にかかります。
その水圧の影響で10m潜ると水中に持って行った空気の量は陸上の2分の1まで圧縮されます。
ゴーグルをつけて潜ってしまうとゴーグルの中にある空気が圧縮されたときに
一緒に私たちの眼や皮膚が引っ張られてしまいます。
さらに深く潜っていこうとするとさらに空気は圧縮されさらに皮膚は引っ張られ…と大惨事になります(-_-;)
そこで鼻まで覆った一つの空間にすることで
圧縮されるもともとの空気量を増やす+鼻から空気を足す
この二つによって水圧の影響を抑え、皮膚が引っ張られるのを防ぐことができる
ということになるのです!
マスクが重要とわかったところでマスクの付け方☆
注意する点は3つだけ
1顔の周りの髪の毛がマスクのゴムに挟まっていないか
2マスク周りのゴムが折れ曲がっていないか
3マスクのストラップ(後ろのバンド)は耳に引っかかっていないか
マスクをつけた時にこの3点を確認することでマスクに水が入るのを防いだり、
マスクが途中で落ちてきてしまうといった水中トラブルを減らすことができます!
続いてやっとマスククリアの方法です(笑)
講習のスキル練習では自分でマスクの上部を持ちあげ水をマスク内に入れてもらいます。
マスク内に水が入ったらこの水を抜くことをマスククリアと言います。
マスクの上部のプラスチックの部分を抑え鼻から息を吐きます。
空気は水よりも軽いのでマスク上部に空気がたまっていきます。
マスク内に吐いた息がいっぱいになると自然とマスクの下部から水が抜けていきます。
水がきれいにマスクの中から抜ければスキル達成です♪
ここでスキルをうまく行うためのポイント☆
◎鼻から吐く息は長くゆっくりと!短く強い息は×!
短く強い息を吐くと一瞬しか息が持ちません、吐いた空気の分しか水は出て行ってくれないので
一瞬しか空気を出せないとそれだけ水を抜くのに時間がかかってしまうわけです。
鼻から息は吸えませんので口で大きく息を吸って3秒ほど鼻から息を吐き続けると綺麗に抜けますよ♪
◎息を吐くときは上を見上げる姿勢がGOOD!
マスククリアをするときに下を向いてしまうとうまく水を抜くことができません!!
下を向いてしまうとマスク内で一番下にある部分がマスクの鼻ポケットになってしまうからです。
鼻ポケットには水の逃げ道がありませんので水が最後まで残ってしまいます。
上を見上げて自分の頬とマスクのゴムの間に水がたまるように意識する。
そうするとマスク内の水が抜け出やすくなります(^^)
◎口から息が出てしまう人は鼻歌を意識して
ダイビングは基本的に口呼吸になります。
その癖がしっかりついている人ほどマスククリアの時だけ鼻呼吸に切り替えるのが難しかったりします😨
そんな時は鼻歌を歌ってみてください♪
鼻歌は口からではなく鼻からの息で歌うことになるので自然と鼻呼吸になります。
息が長くなるようにできればゆっくりした曲がいいですね( ´∀` )
◎目はつぶりながらでOK!
目に水が入ると痛い、目の前がいきなり見えなくなるのが怖い、コンタクトが心配…という方たちは
スキルを行う時は目をつぶってても全然OK!目を開けるときはゆっくり開けてくださいね!
それではこのマスククリアは何のために行うのでしょうか?
それはもちろんマスクの水を出すため!
先ほど述べたようにマスクに髪の毛が挟まっていたり、ゴムが折れ曲がっていたりすると水が入ってきます。
また、しっかり確認して入ったとしても水中でずれてしまったりして水が入ってくることがあります。
そのままにしていても少しの水なら気になりませんが沢山水が入ると何も見えなくなってしまいます。
そこでマスククリアを使って水を出すというわけです。
ちなみに、水中でマスクが曇ってしまって前が良く見えなくなってしまったときは
わざと水を入れてマスククリアをして曇りを取るという技もあります🌟
これは自分で水を入れることになるので少し緊張するかもしれませんがなれると便利ですよ。
水中で顔に水がかかるということは初めてのダイビングを経験するときには怖いことだと思います。
しかし、マスクに水が入ることは実際にダイビングをしてみると日常茶飯事です。
皆さんにしっかり慣れてもらうために、限定水域実習の中でも最初に教える項目の一つとなります!
また、これは限定水域実習の最初にするスキルになりますが限定水域実習を進めていくと
マスククリアの進化系、マスクを外したりするスキルが出てきます。
その時に自分がマスククリアは怖がらずに出来る!という自信を持てていると
講習もなんだか怖いなぁと思わずに終えることができます♪
講習で習ったことがダイビングで毎回使うかと言ったらそうではないかもしれませんが
オープンウォーター講習ではもしもの時に自分で対処できるようにたくさんのスキルを勉強して実際に行います。
知ってるのと知らないのではもしもの時に自分の身を守れるかどうかが全然変わってくるので
沢山覚えることがあって大変だと思いますが楽しいダイビングライフを送るために一緒に講習を頑張りましょう(^^♪
今回はスキルの「マスククリア」についてマスクのことも交えて書いていきました!
講習を受けてみようかなと考えている人の役に少しでも立てればいいなと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第174回目!!ダイバーになろう!オープンウォーター講習についてのシリーズ化♬初回は『知識開発』
2021/06/16
174回目の海教室はフミが担当します!!
今回からシリーズ化としてフミとゆっこでオープンウォーター講習についての海教室を掲載していきます(*^_^*)
なぜかというといたって単純です!!!
みなさんにダイバーになって欲しいからです(‘ω’)ノ
地球の70%は海と言われています!
大袈裟かもしれませんが、その海を知ればきっと世界も広がります!!
未知なる世界を楽しむ人生はさらに素晴らしいものになるはずでしょう( ^ω^ )
また、水中で呼吸ができるという感動を皆さんにも味わってほしいです☆
水中で呼吸ができる経験は体験ダイビングでもできることなのですが、、、
体験ダイビングを何回も何回もしたことがある方もいるかもしれませんが、
自分の力でダイビングをすると楽しさは何倍にもなると感じるはずです!!
体験ダイビングは12m以内までですが、オープンウォーターダイバーになれば18mまで行くことが出来ます(*’▽’)
また体験ダイビングでは制限がある、洞窟にも行けるようになるんですよ(*’▽’)
暗闇に光が差し込む空間の洞窟には神秘的な世界が広がっています!
洞窟などの暗闇を住処とする水中生物にもたくさん出会うことが出来るようになります(*’▽’)
オープンウォーターダイバーのライセンスはダイビングを始めるにあたって、『基本のキ』です。
それからランクアップしていくと『アドヴァンスド・オープンウォーター』『レスキューダイバー』となっていきます。
初級・中級・上級行ったイメージですかね☆
ちなみにライセンスカードが『Cカード』と言われる理由とは、Certification Cardの略です。認定カードという意味です。
運転免許証みたいなものですね!!
車のドライブも自分で免許を持ってると視野も広がりさらに楽しくなりますよね( ^∀^)
オープンウォーター・ダイバーについてのシリーズ化、初回の海教室となったので前振りは長くなりましたが、
そんなことでまずはオープンウォーター講習の構成について♬
・学科講習
・限定水域実習
・海洋実習
の3つに分かれています。
まずは学科講習は知識開発とも呼ばれています。
PADIのプログラムは「上手に遊ぶためのノウハウ」がぎっしり詰っています。
短期間で無理やり詰め込んだり、わからないまま進めてしまうという事がありません。
限定水域実習は、海洋実習(オープンウォーターダイブ)に行く前に、安全で穏やかな場所で水に慣れてもらい
ダイビングで必要となる「スキル」を習得する場となってます。
オープン・ウォーター・ダイブを楽しむための準備として基本的なスキルを1日かけて学んでいきます!!
海洋実習は合計4回ダイビングを実施します。
限定水域実習で行ったスキルを実際の海洋で行えるようにします!!
1ダイブはおよそ20~40分。
実習とはいえ、ファンダイビングと同様の水中ツアーなどの遊びを中心にプログラムが組まれていますので、
楽しみながら総合的なスキルを学ぶことができます。
その学科講習についてもう少し詳しく記載していきます(‘ω’)ノ
学科講習はeラーニングとマニュアルで行うことが出来ます!!
シーマックスダイビングクラブ沖縄の講習ではeラーニングで講習を受けて頂いています♪
eラーニングで知識学習を行うことで他の参加者を気にすること無く、
お好きな時間にご自身のペースでゆっくり学習を進めていくことができます。
また、実際に沖縄に来た際の滞在時間を知識学習のための時間にあてる必要が無いので
沖縄の時間を有意義に使うことができます(^^♪
またネット環境下であれば パソコン、スマートフォン、タブレットの媒体から学習を進めることが出来ます!!
また専用アプリをダウンロードしてもらうとオフラインの環境下でも学習を進めていくことが出来ます
(総データ量は1.8GB必要になります。)
なので電車でなどでの通勤・通学の移動時間、ちょっとした空いた時間に少しづつ学習を進めていくことができます。
前に戻って見返すこともできますし、所々で動画やクイズがあるのでわかりやすく納得した状態で次へ進むことが出来ます( ^∀^)
皆さんおっしゃるのは、思った以上に大変と言うことなので、
一夜漬けは難しいですから少しづつ学習を進めていく必要があります。
それまでの内容を理解した上で、最後に最終試験を行います!!!
学科試験に合格した状態で、沖縄入り♫
私たちと合流してから、それまで学習してきたところでわからないことがあれば質問をしてもらいます♪
わからないことがなければ、簡単なクイズをしてもらう流れとなってます!
知識が身についた状態でダイビングの実習をスタートしていくので、
講習が進むにつれて知識が結びついてくるはずです!!
僕は実際に結びついてくれるような実習になるように心がけています。
結びつくと、スキルとしてもグンっと伸びると思いますからね( ^∀^)
長くなりましたが、私たちと一緒にダイビングを楽しみましょう☆
ぜひお問い合わせくださいね!
では今回はここまで☆
次回をお楽しみに☆
海教室第173回目!「沖縄本島のポイント~北谷~」
2021/06/08
皆さんこんにちは!今週はユッコが海教室お送りしていきます☆
今回は沖縄本島、ビーチからダイビング出来るポイント北谷編!
北谷と書いて”チャタン”と呼びます。場所はあの有名なアメリカンビレッジの近く!
那覇からは車で40分程度です。
北谷は町の名前でその中でも砂辺の宮城海岸いう場所がダイビングスポットになっています。
ダイビングスポットの前にもカラフルな建物がたくさん並んでいますよ(^O^)/
数百メートルほどの海岸にいくつかのポイントがあります!
水中の様子はこんな感じ↓↓
入ってすぐに水底に隙間なく生えているソフトコーラルに目を奪われます!
ケラマではなかなか見れない光景です☆
水深が10mないところがほとんどなので体験ダイビングやシュノーケリングでも遊べちゃうのがいいところですね(´▽`)
ソフトコーラルの隙間にはウミウシが多く見られます!
慶良間では見かけないウミウシも多いのは見どころですね☆
上の写真はレモンウミウシ!砂辺でよく出会えます💛
沖の方へ泳いで行くと砂地が見えてきます!
砂地へ降りるとだいたい水深が20mくらい。
ソフトコーラルの生えている場所から一気に水深が深くなるのでちょっとわくわく。
ヤシャハゼもいる、らしいです。私はまだ見れたことがありません( ;ᵕ; )
また、ポイントごとに変わった見どころも!
UFOのような建造物。
近くに水道局があり、その排水口だそう。
暖かい水が出てきているようで、周りには魚がたくさんついていました!
形の違うUFOが2つあるので是非見つけてみてください♬
また、別のポイントにはなんと水中ポストが!!
これ、廃棄されたものではなく、設置されているもの。
専用の用紙で投函することが出来、ちゃんと届くそうですよ(#^^#)
さて、そんな楽しみどころ満載の砂辺ですがビーチエントリーの注意点がいくつか!
歩く距離がなかなかあります!
駐車場で器材を背負って階段を上って歩いて階段を降りて…と
ボートに比べて歩く距離が長くなります。
体力に自信のない方は・・・・スタッフに伝えておくのもありだと思います!
そしてエントリーしてすぐは水深が1mもない所が続きます。
腰くらいの深さになるまで水の中を歩いていくのですが足場が安定していません。
ゴロゴロ岩が転がっていたり穴が開いていたり、その穴の中にウニがいたり…。
ケガの原因になるのでブーツを履いてブーツフィンを持っていくようにしましょう!
また、エントリー、エキジットする場所は波が打ち付けやすくなっています
うねりがあるとその影響で手に持っているもの、身に付けているものが流されやすくなっています。
私もエキジットするときにマスクが波にさらわれかけたことがあります😨
エキジットした後すぐに自分の持ち物がちゃんとあるか確認をしましょう!!
特にマスクや、カメラのレンズカバーはなくしたという声が多いので注意です👀
最後に、着替えの時は専用の施設がありません!公衆トイレはあります。
ダイビング後の着替えは車の周りになるので
気になる方は大きめのタオルを持ってきておくと便利です(‘ω’)ノ
ちなみに沖縄本島の西側に位置しているのでこれからの季節、
西風が強く吹いている時はエントリーが難しくなるかもしれません( ノД`)
シーマックスでは基本的に慶良間の海をご案内していますが
リクエストでビーチでのダイビングが出来る機会があるかもしれませんので
気になった方はスタッフまでお声かけください!
今回はビーチエントリーできるスポット、北谷について書いていきました!
次回からは私とフミの二人でオープンウォーター講習について詳しく書いていきます✨
お楽しみに(@^^)/~~~
海教室第172回目『新しいハンドシグナル』について
2021/06/01
172回目の海教室☆彡
今回はフミが担当します!!
沖縄は現在梅雨ですが、雨が降ったり、快晴だったり・・・
天気がいいと真夏の様な1日となってます!水温もだんだん上がってきており、26度近くまで上がっています。
夏までもう少し・・・
夏を沖縄の海、慶良間の海で楽しむためにはまずは安全にダイビングをすることから!!
体調が悪いのに、無理をしてしまうのは絶対によくない事です!!
実際にダイビングの事故もあり、2020年には新しいハンドシグナルがPADIから発表されました(‘ω’)ノ
みなさんご存知でしょうか??
オープンウォーターダイバーの講習でハンドシグナルについては身に付けますが、新しいハンドシグナルが出来たのでこれから覚えておかなければいけません!!
内容は『ダイバーの体調変化を素早く伝える』ものです。【体調が悪い。上がりたい】と覚えていてもいいですね!(^^)!
そのハンドシグナルを記載していきます。
まずは【おかしい】の合図。(少しニヤけちゃってる笑)
右手をパーにして左右に動かします。
その後、手で自分の胸の前で大きな縦長の楕円形を描くように回します。
最後は親指を上に立て、上がりたいという意思表示をします。
※ちなみに親指を指す方向が行きたい方向を意味します。決してGOODのポーズではありません!!
もう一度伝えますが、せっかくのダイビングと言っても無理は厳禁です(*^_^*)
体調を整えてダイビングに望み、水中で気分が悪くなったら、合図を送るようにしましょう☆
今回はここまで~☆
次回をお楽しみに~☆
RESERVE
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