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海教室第201回目!ゆっこから皆さんにご報告です!
2021/12/21
皆さんこんにちは!ゆっこです。
私の回はこれで今年終了ですね((+_+))
オープンウォーター講習編の途中ですが今回は私から皆さんにお伝えしたいことがあります。
約4年間シーマックスでお世話になった私ですが、今月末を最後に、
シーマックスを退社させていただくこととなりました。
4年前にダイビングの仕事をしようとオープンのライセンスしか持たず沖縄へ。
インストラクターになって、少しずつ成長する姿もたくさんの方に見ていただきました。
私自身、ダイビングが好きで、接客が好きでこの仕事を行ってきました。
皆さんとダイビングしたり、講習で来てくれた人が泳げるようになる姿を見るのが
とっても楽しかったです(^^♪
ダイビングを始めたきっかけ、イルカに会いたい!!という夢も何度か
実際に慶良間で叶えることもできました🐬
しかし、やっぱりイルカが好き!一緒に泳ぎたい!という気持ちを抑えることが出来ず……。
これからはドルフィンスイムへの方向で頑張っていこうと思っています!
また、私自身ダイビングがとても好きで慶良間以外でのダイビングにもとても興味がわいています。
他の場所で会うこともあるかも……?(笑)
すぐに沖縄を離れるわけではなく、年が明けてからもシーマックスでお手伝いをしている予定です(^^)/
突然の報告になってしまいましたが船の上にいる事も多いかと思いますので
見かけたら声かけてくださいね♪
海教室も私の番は今日で最後になってしまいましたが、今まで読んでいただいた方ありがとうございました!!
もともと書き物は得意ではなかったのですが
「こんなブログを書いてほしい!」とか、「この記事が面白かった!」、
「ブログ読んで実際にやってみたよ」など沢山の皆さんの言葉に救われていました。
今までありがとうございました!!また海で会いましょう(@^^)/~~~
海教室第200回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.27「マスク脱着とマスクなし移動」
2021/12/14
記念すべき200回目の海教室!!!!!
海教室が始まって4年弱。早いもので今回で200回を迎えることが出来ました\(゜ロ\)(/ロ゜)/ パチパチパチ~
そんな記念すべき200回目はフミが担当します☆よろしくお願いします!!
少しでもダイバーになりたいと思ってくれる方が増えてくれるように始まったオープンウォーター講習シリーズ♪
講習のスキルのやり方やコツについて記載してきました(‘ω’)ノ
そろそろこのシリーズも終盤ですかね♪
今回は【マスク脱着とマスクなし移動】について記載していきます!(^^)!
マスク脱着とマスクなし移動は違うスキルなのですが、今回の海教室で一緒にご紹介していきます☆
まず【マスク脱着】からです!
マスクを取り外し、元に戻し、クリアする。
が出来るように講習を進めていきます!!
講習は易しいスキルから始めていくので、マスククリアができるようになってからこのスキルを行います☆
マスククリアについてはオープンウォーター講習シリーズのNO.2でゆっこが紹介してくれているのでそちらも参考にご覧ください(‘ω’)ノ
オープンウォーター講習をしたことがある方は思うかもしれませんが、マスクのスキルが難しかった~と思い出す人も多いはずです(°▽°)
全部のスキルに共通して言えますが、マスクのスキルに関しては、特に水中にいることに慣れることで、段々とスキルが楽にできるようになってくるものだ!と思います!!
まずは手順から〜
①口呼吸を再度意識
②マスクに全部水を入れる
③マスクを取り外し、片腕にマスクのストラップを通す
④マスクの上下を確認してマスクを装着
⑤髪の毛がマスクに挟まっていないか、ストラップが正しい位置になっているかを確認
⑥マスクに入っている水を抜く
という流れになります!イメージはついたでしょうか〜
ではやり方を説明していきます(^^)
マスククリアと同じ様にマスクの上から少しずつ水を入れていきます!!
少しずつ水を入れていくことで、緊張も和らいでいくことでしょう♪
まずはマスクに全部水が入ったらリラックス〜。
どんなにマスクに水が入っても、マスクが外れたとしてもレギュレーターさえ外さなければ呼吸はできますからね!!
なので口呼吸にも慣れている必要がありますね( ・∇・)
マスクを外したら、マスクストラップをしっかり持つかどちらかの腕に通しましょう!!
落としてしまうと探すのが大変ですからね(_ _)
マスク装着時は上下を確認です!!
マスクの鼻の形の部分を手で触り、下に来るようにします。
陸上と同じように装着をしたら、
・髪の毛がマスクに挟まっていないか?
・マスクの顔につくゴムになってる部分が折れ曲がっていないか?
・サイドにくるストラップが耳の上に来ているか?
・ストラップついている位置は上すぎないか?下すぎないか?
を、確認しましょう~🎶
正しい位置に装着出来ていたら中に入ってる水を抜きます!!
マスククリアのスキルと同じように、鼻から息を吐いてクリアします♪
水中では空気は下から上に上がるので上を向きながら行うと上手く出来ますよ~
続いて【マスクなし移動】についてです。
マスクなしで少なくとも15メートルマスクを元に戻し、クリアする。
が出来る様に講習を進めます!
手順は途中と最後は、マスク脱着と一緒です☆
①口呼吸を再度意識
②マスクに全部水を入れる
③マスクを取り外し、片腕にマスクのストラップを通す
④中性浮力を取りながら15m泳ぎます。
④マスクの上下を確認してマスクを装着
⑤髪の毛がマスクに挟まっていないか、ストラップが正しい位置になっているかを確認
⑥マスクに入っている水を抜く
という流れになります!!
目が開けれるようになるのが理想です!(^^)!
このスキルは万が一マスクが水中で外れてしまった時に対処するスキルです☆
目を開ければどこに向かっているのか程度は分かるはず!!特に慶良間の海では分かりやすいですね~(笑)
なので目を開けてでも泳げれるようになれたら万が一の時には安心できていいですね(‘ω’)ノ
そしてマスクを外すと、開放的になるので鼻から息を吸いたくなってしまいがち・・・
何度も言いますが、口からの呼吸を意識です!!!!
もし鼻に水が入ってしまったら鼻から息を吐きましょう(‘ω’)ノ
マスクなしでも水面まで泳がなければならなかったり、バディのところまで泳いで行って探してもらわなければならない場合もあるため、マスクなしで水中を15m以上泳げるスキルが必要となるのです!!!
補足ですが、マスクが外れる一番の要因はバディに近すぎてフィンに当たり外れてしまうということなので、近すぎてもよくありませんね(*’▽’)
難しいように感じますが、慣れてくれば簡単に出来る様になりますよ!!!
今回はここまで~
次回をお楽しみに~
海教室第199回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.26「水中でのコンパスナビゲーション」
2021/12/08
皆さんこんにちは、今週はゆっこがお送りします!
最近ゲストさんだけでなく、スタッフにも海教室見てるよと言っていただくことがあり、
ちょっと緊張しながら書いています(-_-;)笑
今回はオープンウォーター講習だけではなくその後の講習(アドバンスやスペシャリティ、レスキュー)でも
苦手な人の多いコンパスの使い方を練習するスキルの説明をしていきたいと思います!
日本国内でダイビングをしようとする場合、ほとんどの人がダイビングショップを探して、インストラクターと一緒に潜りますよね!
しかし、国やショップによってはバディを組んでのセルフダイブをしているところもあります。
それ以外にもダイビング中、トラブルではぐれて1人で船や岸に戻るということになった時、
コンパスを利用したナビゲーションがとても役に立ちます!!
オープンウォーターダイバー講習では水面と水中でコンパスを使用します。
今回は水中での往復コンパスナビゲーションについて!
まずはコンパスの各部の名前から。案外正しく覚えている人は少ないです💦
①磁針
包囲を示すコンパスの針で、常に針の先端は北を指しています。
②ラバーライン
コンパスの真ん中に通っている赤い線です。コンパスの種類によっては赤ではなく黒だったり2本線だったりします。
方位を決定するための基準線になります。
③ベゼル
数字が書かれているダイヤルになります。
④インデックスマーク
ベゼルについている▼▼このようなマークです。
通常ベゼルの0度、180度部分についています。
⑤サイドウィンドウ
コンパスの側面にあるのぞき窓です。
のぞき窓からは今向いている角度が数値で見れるようになっています。
それでは
◎コンパスの使い方◎
①コンパスを正しく持ちます
☑進行方向に向けて水平にまっすぐ持つ
☑ラバーラインが自分の体の中心に来るように(サイドウィンドウが手前)
☑腕時計タイプはついている方の腕をまっすぐ伸ばしてもう片方を肘に添える
☑両手で持つときは脇を締めて身体の中心からぶれないように持つ
②ベゼルを回してラバーラインの先に目的の角度を合わせる
③インデックスマークと磁針が合うように自分が回転する
☑コンパスだけ向きを変えるのでなく自分の体の向きをしっかり変える
④進む方向が決まったらまっすぐ2か所の目標点を決める
☑比較的近くと遠くの2点。2点が常に重なっているようにする(写真だと手前がツリー、奥が窓枠。2つが重なり続けるように)
☑コンパスのみに頼ると流れによって目的地とは違う場所についてしまう可能性がある
⑤目標点を見ながら泳ぎ始める
☑2人いるときは一人がコンパス、もう一人が距離を測る
※※距離の数え方はキック数を数えるようにする※※
普通に足を動かしながら数えて、片方の足が1往復して戻ってきたら1キックになります。
行きと帰りを同じキック数で泳ぐことでより正確なナビゲーションができます。
⑥目標の場所についたらまっすぐ同じ道を戻る
☑Uターンするときの角度は+180度
☑必ず着底してから行う
☑①~⑤と同じ手順を使う
⑦スタート地点に戻ってこれているか確認
注意しておくこと!
・必ず常に中性浮力を取っておくようにしましょう。
・前に障害物がある場合は泳ぎだす前に障害物に引っかからない高さまで浮上して泳ぎだすようにしましょう
障害物に沿って泳いでしまうと測った距離が狂ってしまう可能性があります
ダイビング中にわざわざコンパスを持っていくのは……という方へ!
ダイブコンピューターにコンパス機能がついているものがあります。
この場合は付けている方の腕を曲げ、自分の正面にダイブコンピューターを持って来ましょう。
ダイブコンピューターに内蔵されているものにはラバーラインやベゼルがありません。
従って、東西南北が何度なのかは覚えておきましょう!
ちなみに…北⇒0度 南⇒180度 東⇒90度 西⇒270度 です!!
また、2連ゲージや3連ゲージなど残圧計、コンパス、深度計が一緒になったものもあります。
コンパスの使い方は陸上でも変わりません。
なので、このスキルを行う時には必ず陸で練習をしましょう!
水中に行くとあれ、なんだか上手くできない…なんてことがありますので
陸でしっかりと体に染み付かせておくことが重要です!
オープンウォーターダイバー講習でコンパスを使ったけどなんだかまだ自信が持てないなと言う方は、
アドバンス講習や、スペシャリティコースに
ナビゲーションダイブ、サーチアンドリカバリーダイブがあります!
ここでは他のナビゲーション方法だったり、正確なサーチ方法習うことができます。
よりたくさんコンパスを扱うことになるのでしっかり練習することができますよ(*´ `)
今回はコンパスの使い方、往復コンパスナビゲーションについて書いていきました!
オープンウォーターダイバー講習や他の講習も興味があれば連絡ください✨
解説したりアドバイスしたりもできますので宜しくお願い致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第198回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.25「ハンドシグナル」について
2021/12/01
198回目の海教室スタート♪ オープンウォーター講習シリーズ26回目はフミが担当します(‘ω’)ノ
今回のテーマは『ハンドシグナル』についてです♪
どのスキルもそうですが、ハンドシグナルはダイバーになってからも覚えていなければいけないものとなります!!
ハンドシグナルは使用する頻度が多いものは忘れないですが、緊急事態時のシグナルなど使用する頻度も少ない物は忘れてしまいがちです。。。
安全にダイビングする為には絶対に忘れてはいけません(>_<)
またハンドシグナルは新たに追加されていくものもあるので常に情報もアップデートしていかなければいけませんね!!
そもそも、ハンドシグナルとは・・・??
水中では会話が出来ないので、ハンドシグナルというものでコミュニケーションを取るようにしていきます!(^^)!
常にダイバーはバディの状況を確認しておかなければいけないので、全員が共通するコミュニケーションを取れるようにしておかなければいけません(‘ω’)ノ
場所によっては多少異なるところもあるので、潜る前のブリーフィングで確認していく必要があります♬
ハンドシグナルはジェスチャーのようなものなので、わかりやすいものもありますが、ダイバーしか使わないであろうシグナルもありますので講習時にしっかり覚えて、復習しておきましょう!!
今回は基本的な部分をご紹介していきます!!
まずは最も多く使われる【OK! or OK?】
私たちもこのシグナルは頻繁に使用します!!
もし私たちがこのシグナルをした時は必ず返事をしてください!(^^)!
無視されると心が痛みます(笑) OKであればOK。異常があるのであれば【異常あり】のシグナルを送りましょう♪
その流れで下の写真が【異常あり】のサインです。
右手もしくは左手の親指・小指を上下に動かします。耳抜きが上手くいってないのであれば耳を指さしてから、【異常あり】のシグナルという手順です(‘ω’)ノ
足が攣ってしまったのであれば、足を指さしてから【異常あり】のシグナルです!
続いて、ここ1年で増えたハンドシグナルについてです。
まずは【異常あり】のシグナルで注意を引きます。胸の前で円を描き、
親指で水面を指さします!!これが上がりたいの合図です(‘ω’)ノ
こちらのハンドシグナルは以前の海教室にも記載しておりますのでそちらもご覧くださいね~(‘ω’)ノ
ちなみに水中では親指で行き先を合図します!!!!
よくあるのが、先ほどの浮上の合図!! ダイビングに関係なく【GOOD!!】のジェスチャーでもありますよね(‘ω’)ノ
カメラを向けるとこの【GOOD】のポーズをする方もちらほら。。。
OK?と聞くと【GOOD】のポーズをする方もちらほら。。。(笑)
上がりたいのかな・・・と不安になることもあります!!!表情でわかることもありますが・・・・m(__)m
OK!!!であれば【OK】とシグナル。 浮上するのであれば親指を上にあげるシグナルで統一しましょうね!!
続いて残圧についてです(‘ω’)ノ
私たちが、残圧計を指したら、残圧を教えてください!!
残圧をしっかり自分で把握して、伝えることが出来なければ、エア切れになってしまうなんてこともあるかもしれません!!
単純に指で数字で伝えればいけないのですが、気を付けなければいけないこともあります!!
まずは指を逆の手に重ねないことです☆
例として7を表示したい時は、
素手なので分かりやすいですが、グローブを付けて潜った場合にわかりづらくなります。2なのか、3なのか・・・
シグナルは分かりやすく伝えることが重要です!(^^)!
下の写真のように両手を使って表示します。
10単位で残圧のシグナルを送るので、
25でも52でもないですね!【7】ということになります。
170と表示をしたくてカメラなどを持っていって片手しか使えないときは、1→5→2→0というようにしましょう!!
片手でできるようになるといいですね(^ ^)
最後に安全停止です(^ ^)
イメージとしては浮上するのをストップというジェスチャーのイメージですね〜!
このシグナルがあったら安全停止するようにしましょう( ・∇・)
ハンドシグナルは水中で必ず使用していきます(^^)常にコンタクトが取れるようにしときましょうね!!
最近『オープンウォーター講習シリーズ見て復習してます!!』とお声をいただくことも多くなってきました!(^^)!
嬉しい限りです☆
今回の海教室も皆さんのお役に立てれば幸いです☆
今回はここまで~
次回をお楽しみに~
海教室第197回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.24「水面での器材脱着」について
2021/11/23
皆さんこんにちは、今週はゆっこがお送りしていきます!
オープンウォーター講習シリーズ24回目は水面での器材脱着について書いていこうと思います。
講習シリーズ22回目で水中での器材脱着を書きましたが、
水面で器材を脱ぐときにはまた別の注意事項があります。
水面での器材脱着は限定水域4で行うスキルになります。
実際にどのような時に使うのかというと、
ボート上で狭いスペースでしか器材が着れない時だったり、陸の上で器材を背負うことが体の負担になる人が
負担の軽減のために使います。
エントリー時に水面で器材を着る、エキジット時は水面を器材で脱いで上がる、という利用の仕方ができます。
他にもエントリー直後にシリンダーのバルブが開いていないことに気づいたとき、
レギュレーターのホース類が引っかかっていたり、ねじれている場合にも
自分で器材の脱着が出来るようになっていれば焦らずに対処ができますね!
それでは早速、水面での器材脱着のスキル手順から!
☆脱ぎ方
①BCDに十分に空気を入れ、シュノーケルを咥えます(写真は説明中なのでシュノーケルを外してます)
②バックル、マジックテープを外します
③左側からBCDを脱ぎます
④背中側から体の前にBCDが来るようにして右腕を抜きます
完全に器材を脱ぐことが出来たら今度は器材を着ていきます。
☆着方
①BCDは空気を入れたままにします
②BCDのマジックテープ、バックル、フロント部分を両側に開きます
③くるっと振り返りながら、BCDの開いた部分におしりを載せます
④両腕を同時にBCDに通します
⑤BCDから前に滑るように降りながら腕を完全に通して着ます
⑥バックル、マジックテープ等を付け直します
⑦ホース類が絡まってないか確認して完了です。
☆注意事項☆
◎BCDは必ずプラス浮力で行う
マイナス浮力だともちろん水面で器材の脱着を行うことができません。
実際に海では先に器材を水面におろしてからダイバーが海に入る場面があります。
この時に空気を入れないまま器材をおろしてしまうと……。水中に沈んで行ってしまいますね(-_-;)
しかし、パンパンに空気を入れてしまうと器材を着るときにジャケットが邪魔になる可能性があります。
手を放してもBCDがちゃんと浮く程度に空気を入れるようにしてください!
◎スキル中はBCDから手を離さない事!
1行上に手を放してもと書きましたが、スキル中にBCDから手を離すと危険です。
実際にスキルを行う時にはウェイトを付けていると思います。
この状態で浮力の源であるBCDから手を離してしまうと溺れてしまう可能性があります。
脱いだ後も必ずBCDのどこかを持っているようにしましょう!
◎作業は水中を見ながら
写真では見やすいようにあおむけの状態でスキルを行っていますが、仰向けの姿勢だと
ジャケットが左右に開いてバックルがつけにくかったり、探しにくかったりします。
前傾姿勢でシュノーケルを咥えて水中を見ながら作業を行う方がやりやすいです。
◎バックルの順番は上から下に外して、下から付ける
最終的にすべてのバックルが外せていて、着るときは付けられていれば正解なのですがおすすめの順番です。
バックルを外していくときは首のバックル⇒肩のベルト⇒お腹のバックル、マジックテープです。
これは、お腹のバックルを先に外すと、BCDが後ろに浮かんでしまい、とても他のベルトが緩めにくくなります。
また、首のバックルは先に外さないと首が詰まって苦しいです(;´Д`)
付けていくときは逆にお腹のマジックテープ、バックルから留めてあげると
BCDが浮かずに体に密着して安定するのでスキルが行いやすいです。
◎着方は1種類じゃない!
BCDの形状などによって着方が他にも。
おしりを載せてスライドが私は1番楽なのですが、うまくBCDに乗れないという方もいます。
そんな時には水中の器材脱着と同じようにBCDを回しながら
右手、左手と順番に腕を入れていくやり方がオススメです。
このやり方もBCDに空気が入り過ぎていると行いにくいので気を付けてください!
◎スキルの最後は確認!
BCDの隙間にレギュレーターなどが挟まってしまうことがあります。
両手を後ろから前に回してホース類がちゃんとあるかの確認をしましょう。
ない場合、もう一度、器材の脱着を行い、ホース類を確実に外に出して着なおします。
もしくは、レギュレータークリアの時のリーチ法を使って引っ張り出すようにしてください。
エントリー後、気づかずに水中に入ってしまうと残圧の確認ができないなどのトラブルにつながる恐れもあるので気を付けましょう!(^^)!
このスキルはダイビングを行っていく中で、毎回やらなければならないほどの頻度では使いませんが、
やはり、小さいボートに乗るときはとても役に立ちました!
シーマックスのラブニール号では基本的にエントリーではジャイアントストライドエントリーをしていますが
もし、身体のどこかが痛い、辛いという場合は水面で器材を着ることは可能なので
お声がけくださいね( `ー´)ノ
それでは、今回は「水面での器材脱着」について書いてきました。
次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第196回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.23「ウエイト脱着」について
2021/11/18
196回目の海教室はフミが担当です(^^♪
200回目まであと少し・・・
日が暮れるのが早くなってきた沖縄ですが、慶良間の海の中は快適な日々が続いています(‘ω’)ノ
それでは、オープンウォーター講習シリーズNo.23、今回のテーマは『ウエイト脱着』についてです(*^。^*)
このウエイト脱着のスキルはオープンウォーターダイバー講習では水面と水中共にスキルを行います☆
このスキルで水面・水中でウエイトの数や位置などを調整したい時などでも落ち着いて対処をするためにスキルを行う必要があります(*^^*)また器材にひっかかったウエイトベルトを直したり、長さを調整しなくてはいけないこともでてくるでしょう!
あってはいけませんが、ウエイトを付けずにエントリーをして後から水面で渡した時に、ウエイトが付けれませんというダイバーも稀にいます。。。講
習でしっかりと身に着けていきましょうね♪
浮力を確保するために、エマージェンシーウエイトドロップというウエイトを捨てるスキルは以前のオープンウォーター講習シリーズの13回の海教室にてゆっこが記載していますのでそちらもぜひ参考にご覧ください(*^^)v
海教室第185回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.12「エマージェンシーウェイトドロップ」について
ちなみに、ウエイトベルトのウエイトシステムはクイックリリースと言って右手のみで取り外しができるようになっています!!
ウエイトベルトを右手でバックルを外し、バックルが付いていない側の端を持って身体から離します(‘ω’)ノ
そうすると、下に落とすときにベルトがほかの器材に引っかかることがありません!!
では、詳しいスキルのやり方です!!
まずは水面でのウエイト脱着からです(‘ω’)ノ
①浮力を確保した状態で仰向けになり、レギュレーターはくわえた状態にしておきます。
②右手でバックルを外し、バックルと反対の先端を右手で持ちます。ウエイトベルトが自分の体の右側に一直線に落ちているはずです。
③そのまま左に半回転してうつ伏せになります。 レギュレーターはくわえたまま海に顔をつけバックルを通していきます。
④レギュレーターや残圧計などのホース類がウエイトベルトに挟まっていないかを確認します。
水中でも
『浮力、姿勢、深度のコントロールを失うことなく、ウエイト・ システムの全部または一部を外し、元通りに装着し、調整 し、確認する
』というところまでできるようにしていきます♪
忘れがちな確認をするというところまでやりきりましょう~
水中でのスキルについてです!(^^)!
水中も水面でのスキルと同様に行っていくと考えてもらって大丈夫です☆
では、順序です♪
①BCDの空気を抜いてマイナス浮力にしましょう。
②水面のスキルのやり方と同様に仰向けになり、ウエイトのバックルと反対側の先端を持ちます。※右腰にウエイトを当てておきましょう(バランスが崩れないように)
③腰に巻き付くようにうつぶせになるように左回転をします。
③バックルを見ながら装着します。
④レギュレーターや残圧計などのホース類がウエイトベルトに挟まっていないかを確認します。
もう一つの方法はウエイトベルトをループ状にしてから腰に巻き付ける方法です。
水面でのスキル・水中での2パターンのスキルで共通して言える気を付けなければならない行けないコトは、
身体からウエイトを離さないコトです!!
身体から離してしまうと、ウエイトに重心がもっていかれるのでバランスが崩れてしまいます(>_<)
この写真のような状態になってしまえば、なかなか元通りに戻すのは鍛錬が必要です(笑)・・・
身体のどこの箇所でもいいのでウエイトベルトは身体から離さないようにしましょう!(^^)!
なかなか使わないと思うようなスキルですが、ダイビングを続けて行けば意外とウエイトベルトの調整することが出てきます!!!!
必要がないスキルは行いません!!!
このスキルをオープンウォーター講習でできるようにしていきます(‘ω’)ノ
一緒に頑張りましょう~
今回はここまで☆
少しでもダイバー増えて、慶良間の海で楽しめますように☆
次回をお楽しみに~(^^)/
海教室第195回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.22「水中での器材脱着」について
2021/11/09
皆さんこんにちは!
今回はゆっこが書いていきます!
オープンウォーター講習シリーズもそろそろ大詰めですね。
今回は【水中での器材脱着】について書いていこうと思います。
このスキルはオープンウォーター講習の限定水域4で行うスキルになります。
器材脱着と言ってもダイビング器材を全て脱ぐわけではありません。
厳密にはBCDの脱着を行うスキルです。
スキルを行う理由◎
水中では沢山の障害物があります。洞窟の中や沈船の中は狭くなっていたり、
ロープがあったり…。
それらに器材が絡まってしまって水中拘束に会った時に、器材を脱いで拘束を解いたり
最悪の場合、器材を水中に残してバディとオクトパスを使ってダイビングを終了する可能性があります。
その時に器材の脱着を落ち着いて行う為のスキルになります!
それでは手順です。
①バックルやマジックテープなどを全て外します
②BCDを左肩から抜きます
この時に右手でBCDの左下を持っておくと脱ぎやすいです
③シリンダーを右手で押さえながら自分の体の前に持ってきます
④左手でシリンダーを支えながらBCDから右手を引き抜いて脱ぎます
正面に持ってきたときは水底におくか、
膝立ちの状態で膝の上に載せる様にしましょう。
着ていくときは脱ぐときと逆の手順になります
⑤BCDを右手から着ていきます
⑥右手で支えながら左腕をBCDに通します
⑦BCD前面のバックルなどを全て付け直します
⑧ホース類がバックル内に巻き込まれていないか後ろから前に手をまわして確認します
全ての確認ができたら終了です。
☆注意点☆
◎講習でこのスキルを行う場合はBCD内の空気を抜いてから行いましょう
BCDに空気が入っていると右手まで脱いでしまったときにBCDだけ浮いてしまい、
再度着るのが大変になってしまいます。
◎実際に水中拘束に合った場合は④と⑤の間で拘束を取り除きますが
この時もBCDとシリンダーのどちらかは必ずつかんでおくようにしてください!
手を離してしまうとレギュレーターが口から外れて行ってしまう可能性があります。
◎BCDを脱ぐときは必ず左から!
シリンダーから繋がったレギュレーターは右肩越しに咥えています。
その為、左から脱がないとレギュレーターのホースが自分に絡まってしまったり、
長さが足りずに口から外れてしまう可能性があります。
同様の理由で着るときは右腕を先に通すようにしてくださいね!(^^)!
◎着終わったらホース類の確認を必ず行います
よくあるのが、バックルの内側にゲージが挟まってしまっている、
オクトパスが背中に挟まっているなどです。
もし、挟まっている様ならもう一度バックルを外してホース類を
BCDの外側に出してから付け直してくださいね!
実際のダイビング時、あると便利なもの!
水中での器材脱着は先述しているように水中での緊急事態時に使うスキルになります。
器材を脱いで、緊急事態の原因が何かわかった時、自分の手でどうにか出来るものならいいですが、
そうではない場合もあります。
そんな水中拘束を想定した時にはあると便利なのがダイビングナイフです。
ダイビングナイフは危険な水中を行くダイバーにとって必要不可欠となるアイテムです。
ロープや、漁網、あまり沖縄ではありませんが生い茂った藻なども水中拘束の原因となり得ます。
その時に備えてダイビングナイフを携行しておくことが重要になります。
ダイビングナイフは普通の小型ナイフよりも錆に強く、出来るだけ水中で中性浮力になるよう作られています。
ダイビングナイフを選ぶときの基準としては【材質・サイズ・刃の形】があります。
☆材質
ダイビングナイフにはステンレスやチタンが使われています。さびにくい素材です。
チタンの方が値段は高いですが、メンテナンスなどはしやすいです。
☆サイズ
ダイビング用のナイフにはいろんな種類があります。普段から携行するのに大きすぎると持ち運びがしにくくなってしまいます。
私は普段BCDのポケットに入るサイズのものを使っています。
大きなサイズのものを持っていく場合は腕や足に専用のストラップを巻いて持っていくことが多いですね
☆刃の形
刃の形によって、どのようなものが切りやすくなっているか判断できます。
網などの細かいものか、ロープなどの太いものを切りやすいナイフなのかは購入する前に確認しましょう。
刃の左右にそれぞれ違う大きさの刃がついているものが多くなっています。
ちなみに、
「刃渡りが5.5cm以上で、剣の形状(諸刃で左右対称の形状)をしており、刃先 が鋭く尖ったデザインのもの」は。
銃刀法違反になる恐れがある為、もし今使っている人がいたら警察署へ行って処分をお願いします!
購入の際は、自分で持ってみるなどしてサイズ感を確かめてから購入することをお勧めします( `ー´)ノ
今回は水中器材脱着とそれに伴って、
皆さんに携行してほしいダイビング器材の紹介をしました!
今回も最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第194回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.21「緊急スイミング・アセント」について
2021/11/03
194回目の海教室(*^^*)
今週はフミが担当します!!
今回のスキルは『緊急スイミング・アセント』です!
みなさんダイビング中にエアがなくなったらどうしますか???
落ち着いて適した対処ができますか??
もちろんですが、エアがなくならないように管理をしながらダイビングをしないといけないの当たり前のことですが・・・・
その当たり前のことは置いといてエアがなくなった時の対処方法をオープンウォーター講習で身につけていきます!(^^)!
ゆっこが181回目の海教室で『バックアップ空気源での呼吸』について記載しました!!
そちらもご覧ください(*^^*)
まずはエア切れになってしまった時に取るべき行動の手順をご紹介します。
①近くにバディがいるのであれば、バックアップ空気源の使用をします。
②バディが近くにいなければ今回の海教室のテーマになっている『緊急スイミング・アセント』です。(12m以内)
③水深が12m以上で周りにダイバーもおらず、水面まで浮上するだけのチカラなく、息が持たないあるのであれば、エマージェンシー・ウエイト・ドロップです。この方法は浮力スピードコントロールできないので最終手段になります。
こちらもゆっこが第185回の海教室で紹介しています(^^)
では、今回のテーマである上記の②『緊急スイミングアセント』についてお話していきます( ・∇・)
正確には
- コントロールされた緊急スイミング・アセント
と、言います。
バディが近くにいなく、予備の空気源をもらえない場合に水深12m以内の深度であれば緊急スイミングアセントで浮上をします。その際に浮上スピードをコントロールして早い浮上にならないようにしてできるだけ安全に浮上するためのスキルです。
☆ スキルの練習内容のご紹介です ☆
①頭上安全確保のため右手を上へ伸ばす。
②左手はインフレ―ターの排気ボタンに手を添える。
③息継ぎなしで一息で「アー」と水面までフィンキックで浮上する。
④水面に顔が出たら、レギュレーターを口から離し、息継ぎする。※フィンキックは止めない
⑤インフレーターからオーラル給気、もしくはウエイトを捨てて、浮力確保する。
全て重要ですが、特に重要なポイントは③の息を吐き続けるということです。
大事なのは微量でも息を吐き続けることです。『アー』と声をだしながら泳ぐ事で息を吐き続けることが出来ます!!
最初に強く息を吐くと浮上までに息が持たなくなるので気を付けてください(*^^*)
<スキルの注意点>です。
・浮上する場所に浮上場所に障害物がないかどうか気を付ける。
・レギュレーターは咥えたまま、ウエイトも捨てないようにする。
・息継ぎなしの、一呼吸で息を吐き続けながら浮上する。
・左手で持っているインフレ―ターは水面に上がっても離さない。
・通常の浮上スピードを守る。(1分間に18M以上のスピード。目安は自分の吐く泡よりも速く浮上しない。)
・ロープなどはつかまない。
続いてよくあるトラブルのご紹介です(‘ω’)ノ
①浮上のポーズが出来てない!!
右手は上、左手はBCD内の空気が膨張して浮力が大きくなり過ぎないようにデフレーターボタンで調整ができるように押さえておく
②レギュレーターを口からはずしてしまう!!
アーと言う事に意識しすぎてしまってレギュレーターをはずしてしまわないようにする
③声(息)を出し続けない!!
前述した通り、少量でも息を吐き続けることが大切です。
④泳ぐのが速すぎる・遅すぎる!!
浮上スピード(通常の1分間に18mを超えないようにする)を守る。スピードが遅すぎて、息がもたなくならないようにする。
⑤浮力コントロールが出来てない!!
中性浮力をとったまま浮上する。プラス浮力であれば、浮上スピードが速くなってしまったり、マイナス浮力であれば、一生懸命泳いでも浮上する事ができません。
⑥浮上してから浮力を確保しない!!
エアがないので、インフレーターボタンを押しても空気は入りません。オーラル(口)でBCDへの給気をしましょう!!!せっかく水面までたどり着いたのにまた水中にでは・・・
水面にエキジットしたらBCDへの給気はマストです!!!!!
万が一の時でも、このスキルができれば少しは安心?できるかな??
でも一番大切なのは、空気の量をしっかりと管理しておくことです。
エアーマネージメントができていればこのスキルを使うことは練習以外ではないはずです。
安全に楽しくダイビングをしていきましょう~🎶
今回はここまで(‘ω’)ノ
次回をお楽しみに~!!
この海教室を見て少しでもダイバーになろうと決心してくれる方が増えたらうれしいです(‘ω’)ノ
ぜひお問い合わせお待ちしてま~す🌟
海教室第193回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.20「緩んだシリンダーバンドの締め直し」について
2021/10/26
みなさんこんにちは!今週はゆっこがお送りしていきます。
今週は【緩んだシリンダーバンドの締め直し】について!
シリンダーバンドって何?どこ?というとこから見ていきましょう。
シリンダーバンドとは、BCDの一部でシリンダーとBCDを接続するバンドです。
私たちが背負うのが内側だとすると外側に大きな輪っかと小さな輪っかがついています。
それがシリンダーバンドです。タンクベルトと言っている所もあります。
ダイビングをする際にこのベルトがうまく締められていないと
ダイビング中にシリンダーがBCDから外れてしまうことがあります。
そうするとシリンダーだけ浮いてしまったり沈んでしまい、レギュレーターが引っ張られて
口から外れてしまうといったトラブルにも発展します。
そのようなトラブルに適切に対処できるようにスキルの練習を行います。
シリンダーバンドには大きく分けて2種類あります。
「金属製バックルとDリングタイプ」のものと「プラスチックバックル」のものです。
講習の時は主にプラスチックバックルのものを使っています。
オープンウォーター講習で教わる
シリンダーバンドの締め直しのスキルの手順
↓↓
シリンダーバンドの締め直しは水中または水面で行います。
バンドが外れた側の人は
①バディに何かおかしいの合図を出す
②バンドを締め直してもらうために安定した姿勢を取る
水中:水底が近いとき⇒マイナス浮力で水底にうつぶせになり、身体を安定させる
中層⇒中世浮力を取る
水面:プラス浮力でスノーケルかレギュレーターを咥えておく
掴まれるものがあるときは掴まり、動かないようにする
締め直す側の人は
①合図を貰ったらOKの合図を返し、バディの体勢を安定させる
②シリンダーをもとの高さに戻す
シリンダーを膝で挟んでバンドを下に引くと元の位置に戻しやすいです。
③バンドを締め直し、ロックする
④完了後、バディに合図を出す
2種類のバンドの締め直し方
プラスチックバックルの場合
◎バックルの1番外側を抜きます
◎バンドを上下にゆすりながら締め直します
◎バックルを直角にした状態で1番外側に通します
◎ バックルを倒しながら締め、ベルトのベルクロ部をタンクベルトのほうに接着させて終了です
また、プラスチックバックルはセッティングの際、間違った止め方をしてしまう人が多いです!!
『正しいプラスチックバックルのセッティングの方法』も記載します
まず、タンクベルトを右側のDリングに通します
向こう側に通ったベルトの先端をバックルの内側から2番目の穴に差し込みます
次に、バックルの1番内側にある穴にベルトを差し込み、再びDリングからベルトが出るようにします
後は締め直す時と同じ手順!
ベルトをしっかりと締めて、1番外側の穴にベルトを差し込んでバックルを閉じ、ロックする
金属製バックルの場合
◎バックルを外して緩めます
◎バンドの長さを調整します
◎バックルを止め直し、ロックします
エキジット中にバンドが緩んだ時は水中で器材を脱いで持ち上げるか、
バルブの部分を持って水から引き上げます
ダイビング前に緩んでしまった場合は一度器材をおろしてしっかり締め直してからエントリーします
注意点としては
締め直しに関して
▼バックルを閉じる際にバックルの内側に指があると挟んでけがをしてしまうので指の位置に気を付けましょう
▼シリンダーの位置が下過ぎるとまた外れてしまうのでしっかりシリンダーの中間部分に持ってきて締めるようにしましょう
▼膝でシリンダーを挟む場合、膝だけでなく、膝からふくらはぎまでをシリンダーに添わせるようにすると安定しやすいです
▼水面で行う場合は締め直してもらう側は直立よりも前かがみになっている状態の方が行いやすいです
ダイビング前
▼バックルの締め方が間違っているとどんなにギュッと締めても緩まってしまいます。
▼特に、シリンダーの種類が変わる場合にそのままの大きさで締めてしまうとシリンダーがずれやすくなります
必ず、シリンダーを交換するとき、セッティングするときはずれないかの確認をしましょう
▼金属バックルは水中で緩むと締め直すのが大変になるので長さの確認は海に入る前に!
ダイビング中
▼バディのシリンダーバンドが緩んでいるのに気づいたときは合図を出して治してあげましょう
▼急に空気がなくなってしまったりという緊急事態ではないので早急にダイビングを終了する必要はありません
▼シリンダーが外れると水中でのバランスがとりにくくなったり、急に背中が軽くなったりするので気づくことができます
▼自分で器材を脱いでシリンダーバンドの締め直しをすることもできます
ダイビング終了後
▼シリンダー交換後のバックルを締め忘れる方がとても多いです
そのまま背負ってしまうとシリンダーが抜け落ちてけがをしてしまう可能性があるので最後の確認を必ず行ってください
ダイビングを続けていてもふとした時にシリンダーがずれてしまうことがあります。
覚えておくと焦らずに対処することができます!
是非、覚えておくようにしましょう!
また、BCDの購入を購入する場合には、注意してもらいたい事があります。
実は、BCDのバックルは組まれていない状態で届きます。
バックルの通し方がわからない!?と、慌ててしまいますが
『正しいプラスチックバックルのセッティングの方法』をしっかり見てセッティングしてみてください。
ショップでダイビングする際もはインストラクターと一緒に
確認しながら器材のセッティングを行って覚えておくようにするといいですね◎
それでは、今回はここまで!
次回の海教室もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第192回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.19「ホバリング」について
2021/10/19
192回目の海教室はフミが担当します(*^^*)
今回の海教室のテーマは【ホバリング】についてです!!
190回目の海教室で中性浮力の基本の【フィンピボット】について記載しましたので、そちらも参考までにご覧ください♪
まずはホバリング(Hovering)とは・・・ 例えば、ヘリコプターが空中で停止している様子のようなこと。
このスキルを身に着けることが出来れば、中性浮力を取った状態で水中で浮いた状態で停止することができるようになります!(^^)!
スキルを練習する順番としては、フィンピボットで呼吸を使って中性浮力の感覚をつかんだ後はこのホバリングのスキルを行います♪
足の支えのない水中で浮き上がった状態で行うので難しいと感じる方もいます。このホバリングのスキルも繰り返しの練習で慣れてくれば感覚をつかめるようになると思いますよ~
また水中での無重力感を感じる事ができます!!
私は水中で呼吸をしてホバリングをしながら、無重力を感じることがダイビングの醍醐味の一つでもあると思っています(‘ω’)ノ
ホバリングをマスターできれば!!!!?
①水中で無駄な動きがなくなる➡エアの持ちもよくなり疲れにくくなったり、効果的に泳ぐことができ、フィンへの推進力も増す。
②サンゴや水中生物を傷つけない➡環境にやさしくなれる。
③中層で安全停止ができるようになる➡ロープ以外の場所でも安全停止ができますよ!!例えばサンゴの上とか・・・ ドリフトダイビング時には必要。
④砂を巻き上げない➡自分で透明度を悪くさせない。人に迷惑をかけない。
⑤水中で自分の姿勢(トリム)などを自由にコントロールできるようになる➡カメラを持ってる方は安定度がさらに増す。
このようにホバリングができれば、自分にも環境にとってもいいことばかりでダイビングがより一層楽しくなってきます!(^^)!
注意点としては、
手足を動かしてバランスを取らないコトです!!
シリンダーが重いので、シリンダーが下を向くとどんどん沈んでしまいます(>_<)
まずは水平になるような姿勢をしてシリンダーが背中の中心に来るようにします。空気を少しずつ入れていきましょう!!
フィンピボットと同じ様にこまめに空気を入れていき、空気を入れすぎてしまった場合は空気を抜く事が必要です♪
そしてどんな態勢でもホバリングできます!!
立っている姿勢でも、、、
シリンダーが下の状態でもうまくBCD内の空気を調整できれば、、、
ちなみにフィン外したって中性浮力をとることはできます!!!
フィンの力がなくなるのでいい練習になりますね(‘ω’)ノ
ただ、泳ぐのは水平の状態なので、水平でホバリングが出来る様になることが一番いいですね(‘ω’)ノ
上の写真はベテランの方達で、ものすごく流れがあるところです(‘ω’)ノ(笑)
ドリフトダイビングをした時の写真ですが、泳ぐことなくホバリングをしながら流れに乗っている所です!!
ホバリングができればこんなダイビングも楽しむこともできるんですよ☆
またオープンウォーター講習では、口でBCDに給気をしてホバリングをするスキルもあります。
これは、BCDのインフレータボタンが故障をして、常に給気状態になってしまった時に中圧ホースを取り外さなければいけないこともあるかもしれません(>_<)(その中圧ホースの取り外しのスキルも講習で行います。)
①レギュレーターを外す
②インフレーターホースに口で吸気(吹き込み)をする。
③レギュレタークリアをする。
④レギュレーターで呼吸を再開する。
①~④を繰り返して中性浮力をとる。
注意をすることは②の順序で一気に空気を入れすぎない事。
入れすぎてしまうと急浮上に繋がります(‘ω’)ノ
またレギュレーターをブラスト法(息を吐いてレギュレータークリアすること)でおこなう場合は息が吐けなくなってしまいますからね・・・
空気を入れる際に焦らず一気に吸気するのではなく、少しずつ空気を入れていくようにしていきましょう☆
空気をBCD内に入れすぎてしまった場合は空気をぬいて調整をしていきましょう~
これであなたも中性浮力マスター!?
しっかりと身につけてダイビングをさらに楽しんでいきましょう🎶
今回はここまで~
次回をお楽しみに~(^O^)/
海教室を参考にぜひみなさんもダイバーになって慶良間の海を楽しみましょう(‘ω’)ノ
お問い合わせお待ちしております☆
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